私がアメリカのハンドクラフトサイトEtsy(エッツィー)について知ったのは、この本からでした。
私が持っている初版本の発売日が2014年2月25日となっていますから、およそ発売されて2年ですね。
おおざっぱに説明すると、日本でも数年前から若い女の子達の専業主婦思考が取りざたされていますが、不況が長引くアメリカでは、女性をとりまく劣悪な労働環境(大学を卒業しても職に就けない、就職しても産休育休無し、私生活を犠牲にして働いても昇格昇給の見込み無し)に嫌気がさした20代〜30代の女性の間で主婦回帰の流れが起きている、という内容の本です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ→子育て世代の専業主婦思考
この本の中で私が注目したのは第4章「編んで稼ぐー起業家への道」です。
この章ではハンドメイド製品販売サイトの草分けであるエッツィーと、手づくりビジネスに夢を見る女性(主婦とは限らない)について言及してあります。
私は一昨年この本を読んで、日本でも同じことが起こるだろうとは当時から予感していました。アメリカやヨーロッパで起こるムーブメントはいつだって、周回遅れで日本にやってくるからです。
私はハンドメイド作家の皆さんに、「予言の書」としてこの本を一読されることをお薦めいたします。
私はまずこの本をKindleで読み、面白かったので紙でも買い直しました。
以下、私が紙の本に蛍光ペンでラインを引いた箇所を一部抜粋して書き出します。文章は大部分を省略しながら、省略を補う為に部分的に書き換えますので、原文のままの紹介ではありません。
今の日本のハンドメイド界で起こっている事を頭に思い浮かべながら、エッツィーをminneと置き換えて読んで下さい。
では、どうぞ。続きを読む
エミリー マッチャー 文藝春秋 2014-02-24
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私が持っている初版本の発売日が2014年2月25日となっていますから、およそ発売されて2年ですね。
おおざっぱに説明すると、日本でも数年前から若い女の子達の専業主婦思考が取りざたされていますが、不況が長引くアメリカでは、女性をとりまく劣悪な労働環境(大学を卒業しても職に就けない、就職しても産休育休無し、私生活を犠牲にして働いても昇格昇給の見込み無し)に嫌気がさした20代〜30代の女性の間で主婦回帰の流れが起きている、という内容の本です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ→子育て世代の専業主婦思考
この本の中で私が注目したのは第4章「編んで稼ぐー起業家への道」です。
この章ではハンドメイド製品販売サイトの草分けであるエッツィーと、手づくりビジネスに夢を見る女性(主婦とは限らない)について言及してあります。
私は一昨年この本を読んで、日本でも同じことが起こるだろうとは当時から予感していました。アメリカやヨーロッパで起こるムーブメントはいつだって、周回遅れで日本にやってくるからです。
私はハンドメイド作家の皆さんに、「予言の書」としてこの本を一読されることをお薦めいたします。
私はまずこの本をKindleで読み、面白かったので紙でも買い直しました。
以下、私が紙の本に蛍光ペンでラインを引いた箇所を一部抜粋して書き出します。文章は大部分を省略しながら、省略を補う為に部分的に書き換えますので、原文のままの紹介ではありません。
今の日本のハンドメイド界で起こっている事を頭に思い浮かべながら、エッツィーをminneと置き換えて読んで下さい。
では、どうぞ。続きを読む