◇キラキラどころじゃなくなる方が怖いでしょ


こんばんは。
今日は朝からニュース番組のテンションが高かったですね。
我が家は普段全くサッカーに興味がないのですが、夫がW杯だけはTV観戦をするので、私も猫と遊びながら日本VSドイツ戦をリアルタイムで観ていました。

個人的に最も「素晴らしい!」と思ったのは、権田さん(ゴールキーパー)の4連続セーブのシーンなのですが、ニュース番組で流される試合のハイライトに全く出てこないので残念です。
プレーヤーオブザマッチにも選ばれて、大活躍だったのにな。

近頃は暗いニュースばかりが目に入るので、たまにはこうした明るいニュースで世の中が沸き立つのっていいですね。とても爽やかな気持ちになります。
スポーツに興じていられるのって平和ですね。


さて、平和といえば、寄稿記事が紹介されておりますので、まだお読みいただいてない方はどうぞ。

こちらから→普通の主婦が、キラキラ起業やスピリチュアルに散財できるのは、世の中が平和な証拠


言いたかったことは記事に書いてあるので特に書き足すことはありませんが、キラキラ起業ブームなんて、もうすっかり遠い過去の出来事ですね。
「ハンドメイドで稼ぐ!」ブームも子宮系スピリチュアルの隆盛も、キラキラ起業ブームに含めて良いのかな?
あんなのが流行っていたなんて、「平和だったなぁ。それに、あの頃はみんなお金があったんだなぁ」としみじみします。


もちろん詐欺の撲滅はできていないので、まだ「ビジネスをして輝いている私ごっこ」をしている女性たちはネット上にそこそこ居ます。けれど、もう以前のような大きな存在感は無くなりました。
手口がすっかりバレているのでまともな人は近づかなくなったし、世の中の状況的にも、今はキラキラどころじゃありませんからね。


そりゃぁ、キラキラ詐欺師たちに普通の主婦たちが騙されていたのは良いことじゃなかったですよ。
だけど、陰謀論や反ワクチン活動が取り沙汰されるよりも、「主婦たちの間で今、キラキラ起業がブーム!」と、ニュースや情報番組で特集が組まれていた頃の方が、社会にゆとりを感じました。
女たちがキラキラ虚業に夢を見たり、バカげたことに散財できなくなるなんて窮屈ですよね。


それにしても、スピリチュアル教祖である藤本さきこさんの講座は、近頃とんでもない値段になっていて驚きます。
私の友人は、かつて子宮委員長はるの元夫である岡田哲也と藤本さきこのコラボセミナーを受講していました。

第一部のセミナー(3万5000円)と第二部のグループセッション(10万円)を両方受けて、13万5000円でした。
当時はこれでもバカみたいに高い値段だと思っていましたが、今は100万円越えのべらぼうな値段がついているため、昔のセミナー料金が庶民的に感じます。
実際、10万円くらいなら庶民でも頑張ったら払える金額ですよね。今はもう普通の庶民には手が届きません。今こんなものにお金を払っていられるのは、普通とは言えないレベルのバカな庶民なのでしょう。

社会全体が貧しくなれば、今よりも更に自己責任論が強くなるでしょうから、これから先はこうしたものに騙されても、あくまで自己責任として見捨てられていくのだろうなぁ。
本当は、こうしたグレーな商売もカルトと一緒に規制されて欲しいのですが…。


それにしても、コロナ禍がこんなに長引くとは思いませんでしたね。国の財政、民間の経済はもちろんのこと、ウイルスやワクチンに対する考え方の違いから来る人々の分断に至るまで、ここまで社会がズタズタに傷つくとは、3年前には全く予想できなかったです。
当初は1年もすれば終わると思っていましたから。


いつ社会が正常化するのか未だに見通しが立ちませんが、昨夜の歴史的勝利の後に、現地カタールはもちろん渋谷や各地のパブリックビューイング会場でも、ノーマスク&過密状態で勝利を祝いはしゃぎまくる若者たちの姿を目にし、もしかすると日本ではW杯が日常を取り戻すきっかけになるのかもしれないなと思ったことです。