◇経緯まとめ


*この記事は8月18日に一度公開しましたが、いくつかの思い違いがありましたので一旦取り下げ、内容を修正して再投稿いたします。


こんにちは。
今朝方、交流のあるライター・山田ノジルさんと、彼女の編集者・三浦ゆえさんが、研究者である橋迫瑞穂さんを提訴した件について公表されました。

その訴状には私の名(マダムユキ)も記載されているとのことで、山田さんからは事前にご連絡をいただき、ことの次第を知って大変おどろきました。





両氏がいよいよ提訴に踏み切った事の発端は、私が書いたブログ記事です。申し訳ないです…。

問題の記事はこちらから→子宮系スピリチュアル分析


ブログ読者の皆様にはいったい何のことかサッパリ分からない思いますが、なぜ私のブログ記事が提訴のきっかけになったかと言うと、


1、朝日新聞が橋迫瑞穂氏の著書「妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ」を取り上げた


2、その記事を読んだ私が、「子宮系スピリチュアルについて研究した本があるんだ。面白そうだな」と思い、本を購入して読んだ


3、正直な感想をブログに書いた


4、それを読んだ著者が激怒し、「これは侮辱だ。自分への個人攻撃だ」などと騒ぎ始め、私に対して脅しとも取れる粘着を開始

*スクショや魚拓を取っておりますが、元のツイートは時間を置かずに削除されており、現在は閲覧できません。


5、私が本についてごく個人的な感想を私個人のブログに綴っただけのことなのに、何故か橋迫氏の怒りが山田ノジルさん、黒猫ドラネコさん、三浦ゆえさん、そして山田さんが連載を持つwezzy編集部にまで飛び火。中でも特に山田さんと三浦さんにご迷惑がかかる。


といった流れです。


橋迫氏は、私が山田ノジルさん、黒猫ドラネコさん、三浦ゆえさん、wezzyと深い繋がりがあるとお考えのようです。その根拠は2019年にwezzyに掲載されたスピリチュアル座談会(私と黒猫さん、山田さんの鼎談)です。

確かに、私は山田ノジルさん、黒猫ドラネコさんとはライターデビューする前から交流があります。子宮系スピリチュアルの観察という共通項からTwitterを通して知り合いました。
けれど、それぞれがフリーで活動しており、普段は連絡を取り合うこともありません。ウォッチャーとしても、現在は観察対象が異なり、道が分かれております。

また、私は東京から遠く離れた地方在住のため、ウォッチャーオフ会などに参加したことも一度もございません。


いざ提訴に踏み切るまでには、これまでにも様々な積み重ねがあったそうなのですが、私の書いた記事をめぐる一連の騒動が最後のひと推しになってしまったので、山田さん、三浦さんのお二人には「ご迷惑をおかけして申し訳ない」という気持ちです。


もし橋迫氏がどのようなお人柄なのかを事前に知っていれば、絶対に彼女の本をブログで取り上げたりしませんでした。
私が橋迫氏に粘着されている最中、橋迫ウォッチャーとでも呼ぶべき方からリプをいただきました。その方から教えられた橋迫氏の過去の発言や炎上事件をまとめたブログを見て、初めて彼女がどのような人物か詳しく知りましたが、後の祭りです。
リンクは貼りませんが、ご興味のある方はどうぞ検索してみて下さい。


私に朝日の新聞記事を持ってきてくれた夫も彼女のことを全く知らなかった為、子宮系スピ観察を趣味としている私に「こんな本が出ているみたいだよ」と教えてくれたのですが、この一連の流れを知って驚いていました。


お世話になっている編集さんにも心配をかけてしまい、「ゆきさん、大丈夫ですか?私には頼りになる弁護士の知り合いが数名おりますので、お力になれることがあるかもしれません。どうぞ何でも相談してくださいね」と心強いお申し出を頂いております。
いざという時には頼ることになるかと思います。


子宮系スピリチュアルの観察をライフワークとしながら、それを学術的に研究されている方がいらっしゃることや、1年近くも前に本が出ていることを知らなかっただなんて、私をウォッチャーとしてモグリと思われるかもしれません。実際にそうであろうと認めます。

ですが、私にとって子宮系観察は単なる趣味の一つでしかありません。しかも、壱岐島のさやりんご(元・子宮委員長はる)とその周辺しか見ていないのです。

そんなに真面目にやっていないし、真面目にやるようなものでもないと考えています。むしろ、あんなのを四六時中おいかけてたら病んでしまいます。


私はWEBライターとして仕事はしているけれど、書いているのは子宮系スピリチュアル観察とは全く関係がない内容の記事ばかりで、仕事と趣味はリンクしておりません。

ブログも子宮系観察一辺倒ではありませんし、そればかりが人気記事でもありません。
かつては真新しく新鮮だった子宮系スピリチュアルも、時を経て賞味期限が切れ、信者も減っていれば、私のようなウォッチャー及びアンチも減少の一途を辿っております。
そもそもがマイナーなカルトです。世間の大半の人は子宮系スピリチュアルなんて聞いたこともないし、知りたいとも思っていないでしょう。


だからと言ってはなんですが、私は橋迫さんのお名前も著書も全く存じませんでした。もし目にしたことがあったとしても、彼女の存在には注目していませんでしたし、全く記憶に残っていません。


もし子宮系教祖や信者たちの誰かが件の本を紹介していたり、Twitterでつながりのあるウォッチャー仲間の皆さんが話題にしていれば、きっと目に入っていたかと思います。けれど、そのようなことも一度としてありませんでした。
朝日新聞が取り上げなければ、ずっと知らないままだったと思います。


ですので、

「自分達が冷笑系記事を書いている間に学術研究が進んでしまったものだから、面白くないのだろう。ライターたちに目の敵にされて困っている。誹謗中傷を繰り返されてウンザリしている」

といった主張もされておられますが、完全なる誤解ですし事実無根です。
個人攻撃などはしていません。私が書いたのは、全く先入観なしに読んだ正直な本の感想ですし、私が橋迫さんと著書に言及したのは、該当の記事が初めてです。


知らない相手をどう目の敵にするというのでしょうか。それに、橋迫さんがされている研究と私のような瑣末な者がしている観察とでは、目的も視点も異なり、重なり合うところがありません。
橋迫さんと彼女の研究について、含むところはございません。どうぞこれからも邁進されて下さい。


私は子宮系スピリチュアル観察から、「現代」や「社会」の読み解きを試みておりません。私が見ているのは、あくまで教祖や信者たち個人の「女の一生」であり、惹きつけられるのは普遍的な「人間の病理」です。


橋迫さんの邪魔をしようなどとは露ほども思っておらず、むしろ関わりたくありません。今後、二度と著書も手に取らないと誓います。


この記事を書いている最中に、山田さんの発信を受け、黒猫さんが以下のようなツイートをしておられました。



今回の件に関しては責任を感じておりますので、私も微力ではございますが、協力は惜しみません。
弁護士を挟んで建設的な話し合いが持たれ、良い方向に解決することを期待しています。