◇働いて評価されることが自信につながる


こんばんは。
本日3本目のブログ更新です。すいません、更新頻度が偏ってて…。
1日おきとか、2〜3日に1本のペースで書くとかすればいいんですけど、それができないんですよね。
書ける時には書けるのですが、書けない時にはブログに割く時間も気力も全然ないので、書ける時に一気に書いてしまいます。

さて、マイナビバイトさんに寄稿していた記事が、ようやく公開されました。
まだお読みいただいてない方はどうぞ。


こちらから→アルバイトは心のリハビリにも 引きこもりニートから社会復帰した女の子の場合


書いた私が言うのも何ですが、いい話なので、自分としては気に入っている記事です。
けれど、なんせ出したのが3ヶ月くらい前の原稿なので、3ヶ月も経っちゃうと何を考えて書いたのかとか、もう全然覚えてないんですよね…。
なので、ここにも何を書いて記事の宣伝をすれば良いのやら分かりません。(;´Д`)

出した記事は、もう少しテンポ良く公開してもらえればこちらとしても助かるのですが、こればかりは口出しできないですし、仕方がないです。
とはいえ、こう間が開いては書いた時の気持ちをすっかり忘れてしまって、う〜ん…。


まあ、基本的には私が地方のひっそりとした美術館で働いていた頃のエピソードを、そのまんま書いたものです。
地方の美術館なんて、一部の有名美術館を除けばどこも似たようなものだと思いますが、景色はなかなかいい場所に建ってるんですよ。建物自体が、それなりに高明な建築家の先生の作品だったりもします。
だけど、あんまりお客さんは来ません。

基本的には1980〜90年代にかけて行われたバラマキ政策とハコモノ行政の産物なので、建物を建てた後のことまでは考えられていないのです。


それでも、たまには集客力の高い企画展が回ってくることもありますし、シーズンによっては景色やイベントを楽しむために大勢の人が訪れたりもします。だから決して1年中ずっと暇だというわけではありませんが、静かな時間が流れていることの方が多いですね。
そんな静かな場所だったからこそ、引きニートだったアリサちゃんも「ここでなら働けそう」と思ったのではないかしら。


忙しい職場だと、仕事に向いてないスタッフは辞めさせられてしまうと思いますが、そうではなかったので、若い子をゆっくり育てていく余裕が現場にありました。
それに、仕事自体は忙しくなくても人手不足は深刻だったので、辞められるのは困ります。

だからみんなで、大事に大事にアリサちゃんを育てました。
アルバイトであっても、ちゃんと働いてお給料をもらう。頼りになると職場で評価してもらうって、大切なことです。アリサちゃんがすっかり見違えるようになって、そう思いました。
やっぱり、人は社会の中で自分の居場所を見つけて初めて、健全な自尊心を持つことができるのですから。


引きこもりは日本に100万人以上いると言われますが、外の世界で仕事ぶりを評価され、少しでも自分に自信が持てるようになれば、そこから社会復帰の手がかりが掴める人って多いんじゃないかしら。
アリサちゃんは、まだ若いうちに掴むことができて、本当に良かったなと思います。