◇普通に生きろよ


こんにちは。
ワクチン接種も済んだ(ファイザーを打ち、1回目も2回目も特にこれといった副反応は出ませんでした)ことだしと、昨夜は久しぶりに自宅でお客様をお迎えしておもてなしをしていたら、おもてなしがてら調子に乗って飲みすぎて軽く二日酔いです。

以前ならこの程度の酒量で二日酔いなんてあり得なかったのですが、昨年から外食の機会が激減して、夜も飲みに行ったりしませんからね。
自粛生活が長引いているうちに、すっかりお酒に弱くなってしまったのだと思います。


そんな訳で、今日の午前中は二日酔いが抜けるまでダラダラしながら、Amazon Primeのオリジナル映画「シンデレラ」をみてました。




シンデレラ
カミラ・カベロ
2021-09-03




あらすじをざっくり説明すると、男性優位の社会で抑圧を受けながらも、夢をあきらめずドレスデザイナーとして成功を目指すシンデレラが、魔法使いの助けを借りて自分がデザインしたドレスを身に纏い、顧客を探すために舞踏会に参加。

王子に求婚されるも、「私は地下室の生活も嫌なら、王宮のバルコニーで手を振るだけの生活も嫌!」とはねつける。そして、舞踏会で知り合いシンデレラの才能を認めた他国の女王の専属デザイナーとして外交に同行するチャンスを掴むのです。

彼女の強く、自由な生き方に触発された王子も「自分の生き方は自分で選ぶ」と王宮を出てシンデレラと生きていくことを決意。二人はパートナーになる。(結婚はしない)

王位継承権は、脱炭素社会の推進や軍事費の抑制、貧困対策に熱心な妹(王女)が継承してメデタシメデタシ。


という、何というか、今時ですねぇ。
最近では伝統的な昔話も現代の価値観に合わせて物語を変えられてしまうのが普通になっていて、こっちもそれに慣れてきちゃったので、「なんだこりゃ?」とは思いません。

クイーンやマドンナ、ジェニファー・ロペスなど、誰もが耳にしたことのある往年のヒット曲を多用したミュージカル仕立てなので、娯楽映画(パロディー映画?)として普通に楽しかったですよ。


だけど、世の中こんな映画ばかりになって、「結婚なんてしなくていい!」「女の子も夢を持って!」「諦めずに夢を追いかけて!」「女の子だって何でもできる!」と夢に追い立てられるのって、今の若い女の子たちはそれはそれでしんどくならないのだろうか?

と、思ってしまうのですよね。
だって、もう若い女の子ではなくなった私ですら、「いくつになっても輝かなければならない!」プレッシャーを感じますから。

だから、世の中には生き方に迷う女性が溢れて、インフルエンサーのオンラインサロンだとか子宮系スピリチュアルのような、「私も輝きたい。輝かなきゃいけない。今のままじゃダメだ」と焦燥感や不安感に付け込むビジネスが花盛りなのだろうなと思います。


先日、以前LIFEBOOSTERさんに寄稿した記事のモデルについて、「ゆきさん、あの人ヤバイことになってますよ」と情報が寄せられました。

こちらの記事です→SNSで人気のキラキラ女子が離婚を言い渡され、全てを失った記録〜アメリカン・ミーム〜


ここに出てくる大橋 恵(仮名)さんですが、その後クラウドファンディングで資金を募ったプロジェクトは頓挫して開催予定だったイベントは中止、エシカルを掲げフェアトレード商品を扱うカフェ&ショップも閉店。どうやら男(スポンサー?)と別れたらしいという噂も耳にしました。

傷心を癒すためか曼荼羅アートと写経にハマり、彼女と繋がりのある人たちを「あの人って宗教に走ったの?」とざわつかせます。

「曼荼羅に写経ねえ、ふーん」と思ってましたが、「まあ、占い好きだけど煩悩まみれの俗っぽい人なんだし、宗教は似合わんな」と思っていたら、結構ガチで神秘系にハマっちゃったらしくて、今は

・言霊伝承

・名前鑑定

・大麻飾り

などの活動をし、自分と同レベルのお仲間と「高次元の話」をしているそうです。


そうかー。そっちに行っちゃったかぁ。
彼女のこれまでの活動、(ハンドメイド作家、農業女子、モデル、エシカルプランナー)が上手くいかなかったのって、身近な人たちの声を無視してその思いや立場を踏みにじったからであって、高次元からの声に耳を傾けなかったからじゃないんですけどね。

直感を大切にして神秘の存在と繋がっても、人を大切にして社会との繋がりを持たないと、これから先も何をやっても中途半端で上手くいかないと思います。


彼女がFacebookに「さまざまな偶然が重なって導かれて」的な投稿をしているのを見かけました。
その投稿の中でいきなり「あぁ、イニシエーション」とか言う訳ですよ。

イニシエーション?オウム真理教?

って思いますよね。
多分ね、セレンディピティって言いたかったのだろうなと思うと、哀しくなりました。
頭が悪いって辛いなぁ、カッコつかなくて。


大橋さんは頭で考えるよりも見た目から入る人だから、もはや気分だけはいっぱしの言霊伝承家であり、名前鑑定士なのでしょう。ゾロっとしたした黒いワンピースに派手なショール、羽のアクセサリーに、切りっぱなしでバサバサのロングヘア。
どうしてこういう人たちはジプシーみたいな格好をしたがるのでしょうね。地元テレビ局の番組に出てまで宣伝してたエシカルファッションブランドの服はもういいのかよ。

彼女の今度の活動と肩書きはいつまで続くでしょうか。また何かあれば情報が寄せられるでしょう。

あんな人でも2児の母親なので、あまりおかしなことにならなければいいなと思います。


さて、皆さんは藤本さきこ認定講師の「ともちゃん」を覚えていらっしゃいますか?
大人しくしていれば可愛いらしい女性なのに、認定講師講座受講のため300万円をドブに捨てて借金を背負い、自己開示として「私はセックスが大好きなんです!」などとブログに書き綴り、その頭の悪さがウォッチャーたちの笑いと涙を誘っていたともちゃんです。

彼女について書いた過去記事はこちらです→自分ビジネスの土台


彼女はご結婚なさったのですよ。
付き合って4年経っても5年経っても、「結婚してよ!」と泣き叫んでも結婚してくれなかった彼クンが、昨年の終わりごろ彼女にプロポーズし、今年の2月に遂に入籍してくれたのです。良かったですね。
子宮系アンチもウォッチャーも喜びましたよ。


結婚後はほとんどブログも書かず、藤本さきこ認定講師としての活動も休止し、主婦業をしながらお花屋さんのパートを頑張って、地道に生活しているようです。

それでも、ミスブーケというコンテストで上位入賞を狙って現在も発信を続けています。
昨年は36位だったそうです。「去年は惜しくも(ドレスを着てランウェイを歩ける)25位以内に入れませんでした。今年は1位を目指します!」と書き綴っておられますか、36位じゃ惜しいどころかかすってもいませんよ。


上記の大橋さんもミセスジャパンというマイナーコンテストに出ていましたが、輝きたい女性ってコンテストが好きですね。
ランウェイを歩いてスポットライトを浴びることが輝くことにつながるのでしょうか?
輝くってそういうことなのですか?

輝きって、積み重ねの上にきらめくものじゃないのですか?


ともちゃんこそ、大それたことを考えず、普通に生きていくことが似合っている女性です。
どんなにバカな娘だと呆れていても支えてくれる両親がいて、母親がトンチンカンでもすくすく育ってくれてる娘がいて、彼女のダメさ加減をよく分かった上で許し、受け入れ、愛してくれる夫がいる。
もう十分じゃない? 

多くの人に認められなくたって、身近な人たちに理解されている彼女の人生は、ステージに立たなくたって十分輝いてるじゃないの。
なんでそれが分からないかな。

今年は25位以内に入れるといいですね。それで気が済んだら、ブログは削除して地道に生きてほしいです。彼女はネットなんて見ない方がいいし、ネットに何も書かない方がいい。


彼女のような女性に必要なのは、設定変更のノートじゃなくて「赤毛のアン」の文庫だと思うんですよ。
「赤毛のアン」みたいに、身近な人たちとの繋がりの中に愛を見つけ、周りの景色や日々の生活に幸福を見出す生き方ができればいいのにと思うのですが、赤毛のアンすらも今は現代的な要素が加わって原作とは違う話になっている(アンという名の少女)のですから、もう若い女性が原作のアンの生き方に感銘を受けることなんて無いのかな。
寂しいことです。