◇今の私があるのは、私を敵視したキラキラハンドメイド作家さん達のおかげです


こんばんは。夏が終わりますね。
友人の旦那さんは無事に回復し、ICUを出たそうです。もう食事も会話もできるそうで、昨日から筋力回復のためリハビリが始まったとのこと。よかったよかった。一時はどうなることかと思いました。


さて、ホッとしたところで寄稿記事が公開されました。
まだお読みで無い方はどうぞ。

こちらから→美味しそうに見える食品サンプルと、本物のご馳走の違いについて〜Sa-Rah〜


LIFEBOOSTERさんへの寄稿は、この記事が最後となります。
長らくお世話になりました。

こちらでは、「何を書いてもいい」ということで、制約なく自由に書かせていただきました。

今後は寄稿先のメディアが変わりますが、コラムの寄稿自体は続けていきますので、引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです。


さて、LIFEBOOSTERへの最後の寄稿記事は、今の私の原点とも言える体験を綴りました。
寄稿記事に本名を使って書くことはできないので仮名を使っておりますが、私のブログの過去記事を遡っていただければ、このカリスマ主婦ハンドメイド作家先生が誰のことだかは、すぐに分かります。

まあ、私が知り合ったのがたまたま中村先生(仮名)だっただけで、こういうのは別にこの人に限った話ではありません。この手の実力も実績もないのにコンサル業をしている人は、当時は沢山いましたし、今も大勢いることでしょう。
私には理解できない世界でしたが、あれはあれで一部の人たちに人気も需要もあるんですよ。バカの裾野は想像以上に広くて、本当に感心させられますね。


私が主催したセミナーやイベントに参加してくれたハンドメイド作家さん達の中でも数名、中村先生の劣化版コピーになった人たちが居ます。

彼女達のこともゆる〜く観察しているのですが、まあ見た目ばっかりケバケバしくなっちゃってびっくりですよ。
地味だけれど感じのいい奥さん達だったのに、ファッションコンサルやメイクアップセミナー、イメージコンサルなんかを繰り返し受けるうちに、髪型とメイクは次第に派手になり、まつ毛はエクステでバッサバサ。

田舎の売れない年増のキャバ嬢みたいで、知性も品もありません。
実際に、彼女達はもれなく頭が悪いです。頭が悪くなかったら入らないでしょう、大人の女子校なんて。
あれは知性と理性を持ち合わせず、羞恥心もない人たちのサークル活動ですよ。


ハンドメイド作家をしながらコンサル業をしているような人たちは、作家としては利益が出ていません。
百貨店に出店して、「売り上げNO.1を達成」だとか、「どこそこの百貨店に出店しています」などと実績に掲げていますが、あれはそういう看板を出してコンサルをするために、利益度外視でプチプラアクセサリーを大量に売り捌いてたりするんですよ。
真面目な作家さんが、経費を考えて3000円からの値段をつけているところで、3000円までの商品を出していれば安さが魅力になって売れますよね。そうやって「売上」の数字を作り、その見せかけの数字と実績に食いつく人たちを騙して稼ぐのが、コンサル業の仕組みです。

彼女達に罪悪感なんて無いし、それが詐欺的手法だとも思っていないと思います。仲間内みんながそうやって商売しているのですから、感覚が麻痺しているのでしょう。


そのようなキラキラ起業家の女性達が占いに傾倒してしまう理由の一つとして、キラキラ仲間にカードや星読みの占い師や、四柱推命鑑定士などが少なからず紛れていることが挙げられます。彼女達はグループ内でお互いにお互いのサービスや商品を買い合うので、自分の商品を買ってもらう代わりに占いを受けることになり、そこが入り口になるんですよね。

キラキラ作家は物作りが好きなわけではありませんので、作品作りで創意工夫したり、技術を学ぶなどの努力はしません。専門知識や専門技術習得のための修行が要らず、簡単に作れて、簡単に売れるものをいつも探しており、流行り物に飛びつくのでサービスも商品もコロコロと変わります。
一つの道に腰を据えて取り組まないので、いつまで経っても成功できないし評価もされません。信念が無いから、これでいいのかと常に迷いが生じ、占いに答えを求めるようになるのです。


私はそうした作家さん達に対し、始めは遠慮がちに苦言を呈していたのですが、

「うるさい!黙れ!」

と言われてしまいました。そして、「毒舌ブログを書くような人は〜」とこぞってブログに書かれ、Facebook上で数十人が集まり、「余計なお世話」だと私の悪口で盛り上がっていらしたのを目にしたことで、私も吹っ切れました。

彼女達のおかげで、「思ったことを思うままに書く。バカげたことはバカにするし、嘘や欺瞞は暴く。誰にも遠慮も忖度もしない」という今の私のスタイルが確立されたのです。
活動はブログにとどまらず、いつも間にかコラムを寄稿するようにもなり、文章でそこそこ稼げるようになってしまいました。

それもこれも、ひとえにキラキラハンドメイド作家の皆さんが私のこめかみの血管をブチ切ってくださったお陰です。本当に感謝申し上げます。大嫌いです。(⌒∇⌒)


さて、今回ご紹介したのはこちらの本。

FullSizeRender

これはAmazonでは売っていないので、Amazonのリンクは貼れません。
Sa-Rahのホームページで販売されていますので、読んでみたいと思われる方はそちらで購入してください。

こちらから→Sa-Rah 帽子千秋 1000円チケット付き 送料無料


私は愛媛県の大洲へドライブ旅行へ行った際、喉が乾いて立ち寄ったカフェの2階がSa-Rahのギャラリーになっており、そこでこの本を手に取りました。
大洲は現在お城の周辺が再開発されていて、古い町並みとかつての面影を残しつつ、モダンでセンスあふれる新しい町作りがされていて、とても魅力的です。
いつか再び訪ねたい場所の一つです。


私はリネン素材があまり好きではないので、ギャラリーに展示されていたSa-Rahの服には惹かれなかったのですが、本に目が止まりました。
数年前、私がまだ高知に住んでいた頃に、朝日新聞の四国面(高知面かも)でSa-Rahについて書かれた記事を読んだ覚えがあったからです。


「あ、これは新聞に載ってたハンドメイドブランドの名だ。そのオーナーの本か」

と思ったので、買い求めました。新聞記事を読んでいなければ買いませんでした。
本としては出来がいいものと言えないからです。


昔の携帯小説のように横書きで、文字数も少なくて薄く、パッと見は同人誌。

自費出版で出した自伝かと思ったのですが、どうやらそうではなく、愛媛県にある小さなローカル出版社が出した本ということでした。
一冊の本として完成度が高いかといえば微妙なのですが、内容は良かったです。


Sa-Rahというブランドの歩みと、ブランドオーナーである帽子千秋さんの人生の軌跡と、貫かれた信念、大洲という町への思いを知ることができます。

彼女は「時間と数字に縛られない働き方」をしており、納期も設けなければ在庫処分セールもしません。卸売りもしません。
あくまでも自分が着たい服、自信を持って売れる服のみを製作・販売しており、お客様からのリクエストにも応えません。お店も自分が心地よく感じる場所、辺鄙な田舎町(彼女の故郷)に建っています。
それでも服が売れていくのは、彼女の哲学とも言える信念が、彼女の作る服を愛す多くの人たちに共感され、理解されるから。


スタッフは経歴不問で、「この人と一緒に働きたい」と思えば採用し、それぞれの体調や気持ち、家族の用事を優先に働いてもらいます。
注意しておかなければならないのは、このような「それぞれが自分を優先する働き方」は、少人数で、全員が基本的には勤勉であり、常識と良識を備えているからこそ実現できる働き方だということです。

そうしたスタッフが集まるのは、類は友を呼ぶ効果で、帽子さんご自身が自由を勝手気ままと混同したり、自分の都合優先を自己中心と履き違えたりしない人だからでしょう。


こうしたビジネスのあり方や生き方こそ、物作りに真摯に取り組んでいる良心的なハンドメイド作家さん達の知りたいことではなかったかと思うのです。

けれど、帽子さんのような方はセミナーやコンサルをしません。当たり前です、忙しいのだから。毎日ブログを書いて、SNSに自撮りを投稿し、セミナーの集客に熱心な自称作家&コンサルは、売れていないので暇なのでしょうね。


断っておきたいのは、この本に記されているのはあくまでも帽子千秋さんの生き様であり、理念であり、彼女だけの成功法則です。
他の誰かが猿真似をしたからといって、同じように評価されるわけでもなければ、成功が保証されるわけでもありません。


万人に当てはまる成功法則なんて、あるように思いたいけれど無いんです。
作家としてのセンスもひらめきも違えば、人生の事情も環境も違うのに、他人のやり方を教えてもらうことに意味はありません。

起業家サークルに入り、セミナーやコンサルを受けることを好む人たちは、コンサル先生の機嫌を取ることと、仲間に好かれることばかりを考えて活動するようになります。
活動の目的が、いつしか自分の居場所づくりになっているんですよね。


別にハンドメイドに限ったことではないのですけど、自分で仕事をしていこう、自分で仕事を作っていこうと本気で考えているのなら、向き合うべきは自分とお客さんです。コンサル先生やキラキラ仲間じゃありません。
どうすればいいのかと足掻き、もがいていく中で、いつしか自分だけの道が見えてくるものなのです。