◇世の中には毒の出番が無い話があるんですよ


こんばんは。
皆さん、夏バテしてますか?

もうね、私はバテバテです。(;´Д`)
なんでしょう、この猛烈な蒸し暑さは…。


あまりに暑いので、ブログ書かなくちゃなと思いながらダラダラとしておりました。
やっとシャッキリしたと思ったら、もう夜ですよ。1日がはぇえっ!(゚ロ゚;)


流産したばかりでまだお腹が痛いと言いながら、休む間もなくライブの宣伝をし、セール品の発送作業をし、さらに追加セールの案内をし、観光客の出迎えまでしているさやりんごを、私もちょっと見習わなくちゃいけないなって思います。

こんな時くらいは旦那さんにご飯を作ってもらって、ゆっくり寝て傷ついた体と心を休めればいいのに、本当に流産したとは思えないほど元気なんですもの。

安静にしてなくちゃいけない時期に体に鞭打って働くなんて、さやりんごのハードモードな労働人生を見ていると、自分の機嫌をとっているだけではお金も稼げないし生きていけないんだなということがよく分かります。やっぱり庶民は働いてナンボですよね。
暑いからってノビている場合じゃない。(`・д・´)


ところで、真偽は分かりませんが、さやりんごの旦那さんである宮司には他の女性とイイ仲なのではないかという疑惑があるそうです。

まぁ、なんと言うことでしょうか。
さやりんごと宮司はまだ再婚して1年も経たない新婚さんだと言うのに、島のコミュニティーなんてめっちゃくちゃ小さくて狭いのだから、不倫なんてしたら秒でバレそうなのに、もしも噂が本当なら…




めっちゃくちゃ楽しいですね!!!(* ̄∇ ̄*)



だって、それって相手の女性からしたら、神々が宿る島で、新婚の神職と禁断の不倫の恋なわけでしょ?

やっだ、何ソレ?どこのレディコミ???


そして、さやりんごからしたら、今の夫とは馴れ初めや関係を「神話みたいな恋」だと宣伝して、恋愛講座という商材を販売しているのに、実のところは新婚早々から他の女に寝取られてるわけでしょ?

うわぁ、ひっさぁ〜ん。

もうね、昭和の昼メロ感がすごい。
かくいう私も昭和生まれですからね、



そういうの、大好き♡♡♡ヾ(=^▽^=)ノ



脳内ではG-CLEFの「夏の嵐のテーマ」がリピート演奏されております♡



壱岐島に愛と裏切りの嵐、吹き荒れちゃってくださいっ!ヾ(=^▽^=)ノ



さて、スピリチュアル教祖達の狂乱や、血を見るんじゃないかっていうドロドロの愛憎劇はいかにも楽しげですが、そんなのばっかり追いかけてると心が汚れてきますよね。人間の薄汚いところばかりが目に入ってくるのですから。


だからこそ、たまにはこういう綺麗な話も書いてます。

こちらからどうぞ→店長とアルバイトの恋愛はタブーなのか?12年の片思いを実らせたある一途な女性について


申し遅れましたが、このたびアルバイト検索サイトのマイナビバイトさんにも寄稿させていただくことになりました。
今回公開されたのが1本目の記事です。

いい話じゃないですか?
実話なんですよ、これ。


12年も同じ人に片思いを続けるのもすごいし、その思いがちゃんと報われるのもすごい。

毒舌と言われる私ですが、毒の出番がない話って世の中にはちゃんとあるんですよね。


小森さんは、地味だけれど真面目ないい子です。店長にもお店にも一生懸命尽くしていました。
今になって考えてみれば、小森さんに限らずスタッフはベテランが多かったので、働きやすい良い職場だったのだと思います。スタッフの定着率がそれだけ高かったということですから。

それでも、店長の殴り書きのメモが読めるのは、スタッフの中で小森さんだけだったんですよ。
私も3年近く働いたのですが、店長の字は最後まで読めるようにならなかったです。だって漢字の崩し方がぐちゃぐちゃなんですもの。


仕事の指示が書いてあるのだけど読めないから、いつも2階にいる小森さんにメモを渡して解読してもらっていました。
小森さんだけは、「多分こう書いてあると思います」って、店長の意図を汲んで、メモに書かれた内容を読み取れるんですよ。

よっぽど店長が好きで、いつも彼のこと見てるんだなと思ったものです。
そんな風にして12年も支えてもらったら、店長だってもう彼女なしには仕事していけませんよね。


記事にも書きましたが、白龍堂(仮名です)のような「町の本屋さん」のビジネスモデルは、次第に成り立たなくなっていきました。全国の中小規模書店は廃業が相次いでいます。
その時代の流れの中で、白龍堂も昭和から続いた歴史に幕を閉じました。

残念でしたが、店長が変わったので仕方ないんですよね。
白龍堂は家族経営で、全部で4店舗ありました。

私が働いていた店舗は店長が奮闘していて黒字を出していましたが、店長のお兄さんがやってるお店の方は万年赤字を出していたので、黒字の店舗をお兄さんが引き継ぎ、赤字の店舗を店長が立て直すことになったのです。

店長のお兄さんて悪い人ではなかったけど、経営に向いておらず、無能と言われていたのですよ。
だから、お兄さんが継いでしばらくしたら、やっぱり潰れてしまいました。
無能の無能たる所以です。


店長と小森さんが移った店舗の方は、今も元気に営業してます。ただし、もう書店ではありません。一回閉めて、改装して、違う業態のお店に変わりました。
寂しいですが、仕方がないですよね。店長も小森さんも本が好きだったし、本を売っていたかっただろうとは思うけれど、食べていけないことに固執していたら生きていけなくなってしまうから。

幸にして、新しいお店はうまく行っているようです。
これからも二人で手を取り合って仲良く働きながら、末長く幸せでいて欲しいです。