◇この世界は残酷ですね


こんにちは。
今日は朝から気になるネット記事を読んでしまい、色々と思うところがあったので朝からパソコンを開けました。

先ずはリンク先の記事をお読みください。

こちらから→「義務教育って無駄じゃないですか?」中学生で月収1000万円、家は58階建てタワマン最上階《17歳YouTuberを直撃》


そもそも記事のタイトルが間違いだらけで気になります。
先ず、彼は月収が1000万を越えたことはありません。1000万円を越えたのは、月収ではなく月商です。
記事では触れられていませんが、その後noteの運営者はキメラゴンくんを始め高額情報商材を販売しているアカウントをBAN(強制削除)しました。

当時のnoteでは、キメラゴンくんやイケハヤを始めとした悪質な情報商材屋連中が、「儲かる!」「稼がせる!」を声高に謳い(この時点で違法)、価格をどんどん釣り上げて煽る手法(これも違法)で高額情報商材を販売しており、その行為が目に余るようになっていました。
そこで、note側は対策として悪質な利用者を排除し始め、キメラゴンくんもnoteから追い出されてしまったのです。



次に、彼はもうタワマンからは引っ越したと話しているので、家(現在の住まい)はタワマンではありません。
彼の収入源についても「個人コンサルや教材を売っている」(つまり情報商材を販売している)と本人がちゃんと話しています。
確かにYouTubeで動画配信も一応しているようなのでYouTuberと言えなくはないのでしょうけど、こんなタイトルを付けたら、まるでYouTuberとして稼いでいるみたいですよね。


ちゃんと《17歳情報商材屋を直撃》と、正しいタイトルをつけて欲しいものです。
インタビューをしてこの記事を書いた記者さんと記事にタイトルをつけた人は違うのだと思われますが、いくら読者の注意を引くためとは言え、こういう誤解と誤認を生むようなタイトル付け方って本当にやめて欲しいです。


キメラゴンくんが話題になったのは、かれこれ2年ほど前のことだったでしょうか。
そんなに大昔というわけではないのに、最早懐かしい存在ですね。2年見ない間に随分と薄汚れてしまって、少年の成長の速さと時の流れの残酷さを感じます。

品のない髪の色、だらしなくゆるんだ輪郭、重量を感じさせる二の腕、通勤電車に乗っている疲れ切ったサラリーマンよりも死んだ目。

どことなく与沢翼に似てきました。


元々は端正な顔立ちをしているので、2年前の彼は少年らしく美しかった。
もしも、なんてことを言っても虚しいだけですが、考えずにはいられません。

もしも彼に違う生き方があったならば…。そう、例えば彼が親に習わされていた空手に励み、学校に通って同世代の子達と子供らしい青春を謳歌していたならば、今頃彼は17歳でしか持ち得ない輝きと美しさをたたえた、辺りを払うような美少年であったはず。
その出現することの無かった少年の美を惜しまずにはいられません。


記事中で、気になるのはタワマンでの生活についてです。

――タワーマンションの家賃は自分で払っているんですか?

キメラゴン もちろん自分で払ってましたけど、すぐ飽きて先月引っ越しました(笑)。勝どきの58階建てのタワマンの最上階で、家賃は55万円でした。昨年9月に引っ越して、最初は達成感もあったし、仕事の先輩を呼んだりすると喜ばれはしましたけど、僕は新宿で遊ぶことが多いのでアクセスも悪く割に合わないな、と思って。

 知り合いの飲食店経営の社長さんが紹介してくれて敷金礼金がかからなかったのと、タワマンに住む前は彼女と一緒に住んでいたので、実家を出たい気持ちもありました。結局、タワマンは友達と3人暮らしになったんですけど誰も掃除をしないしぐちゃぐちゃでした。まぁいい経験にはなりました。


この、一緒に住んでいた友達のうちの一人は、記事の第二部で取り上げられるコンドウさんです。

第二部はこちらから→「人生はぬるゲー」「月収50万円」「尊敬する人は西野亮廣」SNSで話題の“高校生クリエイター”のホンネ《イジメや不登校も経験》


このコンドウさんも、家賃は自分も払っていると言っています。


昨年9月から一緒に勝どきのタワマンに住んでました。もちろん家賃は僕も払ってますよ。ただ家と言うよりは事務所として借りていて、大人の出入りが多かったです。イケダハヤトさん、迫さん、やまもとりゅうけんさんとか。僕らの年だと「同期」がいないので、だいたい年上ばっかりですね。

誰も家事はやりたがらないので、ぐちゃぐちゃでした。部屋には不動産など色々な事業を経営をしてる人からもらった全自動の雀卓とかもあって、1回も使ってないのに捨てるのに7万とられました(笑)。同じ人からもらったよくわからない銀色の丸太のオブジェも7万、バーカウンターとかもありましたけど、全部引っ越しで捨てちゃいました。僕らが情弱だったので、廃品回収業者にはごっそり金を持っていかれましたよ(笑)。

55万円の家賃の一部を負担していたのでしょうか。それとも、キメラゴンくんが55万円払い、コンドウくんも数十万円負担していたのでしょうか。

いや、だって、3人で住んでいたなら3LDK以上はありますよね?
東京のタワーマンション最上階で、3LDK以上の広さで、敷金礼金なしの家賃55万ぽっちってあり得ます?安すぎませんか?

3人でそれぞれ負担しあって100万円以上払っていたなら納得ですが。

どちらにせよ、未成年の少年に部屋を貸すまともな大人は居ませんから、不動産業者を通さない契約なのでしょうね。
よく半グレやヤクザが、家出して夜の繁華街やデリヘルで働く未成年の少年少女に部屋を又貸ししたりしていますが、そうした場合は当然、家賃は相場より高くなります。
キメラくんに部屋を貸した飲食店経営(キャバクラ経営かな?)の社長さんて、ヤクザなのでしょうか?


それにしても、引越しの際の不用品処分にごっそり金を持っていかれるとは、どういうことでしょう?
売りに出すなり、友人知人に譲るなり、自分で捨てればお金はかからなかったのに。

何と言ってもまだまだ反抗期の子供ですので、親には相談もしないし、親が介入してくることは断固拒否したのでしょうが、このエピソード一つとっても、彼らの周りには彼らを食い物にしようとする大人しか居ないことが分かります。

仕方ないですね。
お金は持っていても頭が悪くて生活力が無い子供達は、大人たちの餌食になるのがこの残酷な社会の正しいのあり方なのでしょう。

悪党の世界にも学歴や学力によるヒエラルキーは、ちゃんと存在しています。
その世界の中で彼らは底辺に居るのですから、より上の階層にいる上級悪党に美味しく食べられる餌でしかありません。


――1000万円は大金ですが、何に使っているんですか。

キメラゴン それが覚えてないんですよね。貯金はそれほど貯まっていないので使っているとは思うんですが…(笑)。「CULLNI」というブランドの洋服が好きでよく買っていますが、2~3万円ぐらいのものを年に15点くらいですし。仕事用のMacBookは40万円くらい。あとはLINEマンガに1年で30万円以上払いましたけど、これも1月あたりで言えば大した額ではないですよね。うーん何に使ったんだろう。仕事以外に趣味がないんですよね。


情弱を餌にして稼いでいる彼らもまた、誰かの餌になっているので、いくら大金を稼いでも身に付かず、いつの間にか溶けていく。


底辺に居る彼らがヒエラルキーの階層を移動するためには、まず義務教育から勉強をやり直して学力と学歴を身につける必要があるんですよね。

コンドウくんの方は、学歴の大切さは分かっており、東大に行くつもりがあるようです。


コンドウ はい、僕もN高に通っています。生涯年収で見た時に、中卒と高卒で比較すると1000万円単位で違うので、3年間のコスパを考えると「高卒」はおいしいんです。

 あと実は、僕はキメラゴンと違って勉強はできるんですよ(笑)。中学生の同級生が何百人かいる中で、定期テストの順位は1桁でしたし。友達と仲が悪くなったわけでもないし、卒業式も行きました。

 大学は誰でも入れるところにただ行くのは意味ないですけど、東大とかならアリかなと。知り合いに1年で「E判定」から東大にいった人がいて、ノウハウを教えてもらって本気出せば行けると思うんですよね。


地頭はいい子なのでしょう。
けれど、今のように遊び暮らしていながら入れるほど大学受験は「ゆるゲー」かしら?
今のままでは、仮にノウハウを教えてもらっても1年間勉強に集中できるとは思えないのだけど。

キメラゴンくんやコンドウくんは、義務教育や学校をバカにした結果、勉強習慣というものが身に付かないまま歳を取ろうとしています。

世の中のほとんどの大人が子供に「学校に行け」「勉強しろ」と言うのは、なにも学歴を手に入れろとお尻を叩いているわけではないのですよ。

「学力と勉強習慣は子供のうちに身につけておけ」という意味なのです。

そうでなければ、本当に自分が何か学びたくなった時に苦労すると、大人は経験上わかっているから。

人生は長いけれど、素直で何でも吸収できる期間は短い。ある年齢をすぎると、もう後からでは身につけられなくなることってすごく多いのです。
後からでも絶対に無理とは言わないけれど、大人になってから身につけるのは非常に困難で、何倍もの時間と労力がかかる。
だから勉強も、今のうちに頑張っておきなさいと言っているのですよね。


キメラゴンくんはN高でさえ留年しており、17歳なのにまだ高校1年生。
レポートを出さずにいたら早速1年目で留年したと言っていますが、出さなかったのではなく出せなかったのではないですか?

中学の時点で勉強を放棄しているし、学校に通っていた頃も成績は悪く、義務教育レベルの勉強が全く身についていない。基礎知識と思考力が無いので、高校の課題がこなせないのではないでしょうか。
大学に進学するかどうかは未定と言ってますが、彼に選択肢などありません。


恐らく彼は今後も落第を繰り返し、高校を卒業することはないでしょう。やがては学がないことで、彼の言う「経営者仲間」とも対等に付き合えなくなり、バカにされ、カモにされ、コンプレックスを募らせるようになる。
そのプライドの高いコンプレックスをなだめるために、より一層情弱からの集金に熱心になり、悪い遊びにも溺れるでしょう。

キメラゴンくんは顔も体もすでにぷよぷよですが、深刻なのは心の贅肉。
情弱から養分を吸い上げながら、彼はこれからもっともっと心身ともに肥え太っていくことになります。
やがてはどんなキメラ(異形のバケモノ)に仕上がるのか、怖いけれど楽しみです。