◇色んな人がいましたよね


おはようございます。
今月はプライベートが忙し過ぎて、全然ブログが書けてません。

家に受験生が居ると、やらなきゃいけないことと考えないといけないことが多すぎますね。


そんな訳でまたまたご紹介が遅くなってしまいましたが、寄稿記事が公開されております。まだお読みでない方はどうぞ。

こちらから→デザイナーとして成功を夢見たが、足掻けば足掻くほどに借金が増えた発達障害の女性


いやぁー…。
ハンドメイド作家の皆さんは、私と似たような経験がおありなのではないでしょうか。

ハンドメイド作家が集まるFacebookグループに、「なんかすごそう」な人が現れて、「売れる秘密を教えます」「マインドの持ち方教えます」「趣味を仕事にする方法教えます」って投下するところ、見たことありませんか?

まぁね、後になってから分かったことなのですが、それもこれも大元になっている「趣味企業」だとか、「インターネットでファンを増やす」だとかのセミナーで、彼らが指南されたことの一つなのですよ。
Facebookグールプに、人(カモ)の心がザワッとする投稿をしましょう。そして注目を集めたら自分のブログへと誘導しましょうってね。


寄稿記事ではかなり短縮しましたけど、私が実際に目にしたのはもっと長い文章です。今回の記事を書くにあたりコピーを読み返してみたのですが、改めて読むと頭痛がしてくる文章なんですよね。
もうね、ほんっとにテンプレ!どっからどう見てもテンプレ!
なんでこんなのに引っかかっちゃったんだろうと思います。トホホってこんな時に使うのかな…。


私は彼女と実際に会う前から、メッセンジャーでやり取りをしながら「?」とは度々思っていたのですよ。
メッセージではFacebookグループに投下された文章から受けた印象とは大きく違い、きちんとしていなくて、話の要領を得ないのですから。
そりゃそうですよね。個別のやり取りや会話にテンプレはないわけですから、彼女の地が出るんです。


最終的にうんざりし、彼女との関わりを断ち切ったのは、主催イベントに出店作家としてお招きした際の態度がひど過ぎたことが原因でした。
彼女が「招かれるのを楽しみにしている」と言うから招いたのに、「急遽百貨店の催事に出店することになったから、作品はそのために取っておきたい」と言い出し、イベントに持ってきたのは「地元バザーでの売れ残り」と「空きペットボドルに100均の消臭剤を詰めたもの」だけでした。文字通りゴミです。

ゴミを持ってきてお茶を濁そうとするくらいなら、出店を断ってくれた方がよほど良かったのにと思いました。
そして、「自分で持っていくのは大変だから」と、そのゴミたちを高額な送料をかけて送ってきたのです。当然ほとんど売れませんでしたから、また送料を払って自宅へ送り返していました。

理屈に合わないことをしながら、

「空のペットボトルに100均の消臭ビースだから、原価はタダみたいなもの。100円で売ってもボロ儲けなんです。私って賢いでしょう?」

と嬉しそうに話していました。
もちろん、空のペットボトルを手に入れるために100円以上する500mlのジュースを飲み、往復で数千円の送料を払えばボロ儲けどころか大赤字なのですが、彼女にはそうしたことが理解できないようでした。


招くにあたって、「折角ASUNAさんが来てくれるなら、セミナーしてもいいかもですね」という話は確かにしましたが、浮かれた彼女はすぐさま

「セミナー講師として高知に招かれました」

と個人のFacebookに投稿していましたね。
それが実現しなかったのは、こちらからの打ち合わせのメッセージに彼女がなかなか返信してくれないので話が進まなかった為ですが、実現しなくて本当に良かったです。

もしも彼女を講師として人前で喋らせていたなら、一体どんな惨事になっていたかと思うと肝が冷えます。


数日間彼女をお客様としてもてなしたものの、頓珍漢で会話が噛み合わず、連れてきた子供も傍若無人で手に負えず、非常識で見栄っ張りな彼女に私はほとほと嫌気がさし、腹を立てて縁を切ってしまいましたが、「もしかして、ASUNAさんは障害者手帳と支援が必要な人だったのでは…」と後で気付きました。


当時知り合いになったハンドメイド作家さんたちには、障害や持病のために勤め人として就労することが難しい人が少なくなかったのです。だからこそ、ハンドメイドで収入を得ようと奮闘していました。

「実はこんな持病があって、入退院を繰り返しています」

「私は発達障害なんです。だからトラブルになりやすくて」

と自ら話してくださる方々は、こちらとしても分かりやすく、お付き合いの仕方も考えられましたが、ASUNAさんはそうではなかったので、当時の私は「非常識な人」と捉えてしまいました。

そもそも何かをデザインしたりクリエイトすることが好きな人って、風変わりな人が多いですしね。
それが障害とまで言えるかどうかは、社会生活を営む上で支障があるかどうかだと思うのですが、彼女の場合は大いにあるように見えました。


性的なモラルがないのも、子供を躾けられないのも、お金の計算ができないのも、今にして思えば障害ゆえではなかったかと思えます。

よほど非凡な才能がある場合を別として、「ハンドメイドで自営業」の世界も結局は勤め人の世界と変わらず、常識と良識を持ち、コミュニケーション能力の高い人が支持されます。
むしろ堅実に仕事ができる人たちでないと、手作り品の作家として飯を食っていくことはできません。

ですから当然、彼女は作家としても成功することなく、ひっそりとネットから消えました。
物作りは細々と続けていると思いますが、コンビニの仕事が本当に楽しそうでしたから、コンビニ店員を本業にしてしまったかもしれません。

コンビニ人間 (文春文庫)
村田 沙耶香
文藝春秋
2018-09-04



彼女は贅沢な生活に強い憧れを持っていましたが、コツコツと働いて稼いだ月給を浪費してしまうことなく、ちゃんと借金を返せていればいいなと思います。


ASUNAさんのように障害が疑われるほどではなくとも、主婦作家さんたちの中には「私は人付き合いが苦手なんです」と仰る方が少なくはなかったです。

そういう方々ほど、セミナー講師に心酔して講師の取り巻きになったり、大人の女子校の会員になったりしていました。自分を導いてくれそうな人のサロンや、自分を仲間として認めてくれるコミュニティに入ると安心するのでしょう。

彼女たちのFacebookには、セミナー参加の様子や、仲間たちとのお茶会、ランチ会の投稿が溢れており、見ていて嫌悪と侮蔑を感じると同時に、悲哀を感じずにはいられませんでした。

愚かな彼女たちは一見幸せそうに見えますが、実態は搾取されているだけであったり、仲間内でお金をぐるぐる回しあっているだけで、本当に稼げる作家になれる人はいません。

寄稿記事にも書きましたが、腹が立つのは哀れな女性たちを食いものにする側の人間たちです。


ハンドメイド界隈については、また書くことになるでしょう。
色んな人がいましたからね。