◇岡田有希子さんに捧ぐ


こんにちは。
ブログを毎日書かないと色々と間に合わないので、鬼更新中です。

そんな訳で、今日も寄稿記事の紹介です。

こちらからどうぞ→失恋し自死を選んだ岡田有希子さん私に会いに来てくれた時の話〜怖い間取り〜


これは私が子供のころ実際に体験した心霊現象について、そのまんま書きました。
私はオカルトに興味がなく、元々霊感も強くないので、こんなにもはっきりしていて分かりやすい心霊現象を目の当たりにしたのは、これが最初で、いまのところは最後です。

まあ、気のせいかも、思い込みかも、というレベルの出来事なら多々ありますが、私は不思議な現象にいちいち意味づけをしませんから。


記事の出だしに書いたように、当時の私は岡田有希子さんの「Love Fair」という歌が大好きでした。




お若い方はご存知ないでしょうが、昔は「セシルチョコレート」というグリコのお菓子がありまして、テレビでたくさんCMが流れてたんですよ。
この歌はセシルチョコのCMソングでした。




実は、この記事を書くにあたって数十年ぶりに「Love Fair」を聴いたのですが、今改めて聴くと名曲って訳でもないですし、一体この歌のどこにそこまで惹かれていたのか思い出せないんですよね…。う〜ん…。

ただ、岡田有希子さんは愛らしい人ですし、特にこの歌を歌っていた頃のフワフワっとしたショートヘアがすごく可愛く感じ、子供心に憧れて、歌も好きだったのかもしれません。

なんせその頃の私はまだ9歳か10歳ですから、その時の気持ちなんてもう分からないですよ。
ただ、私はアーモンドチョコレートが好きではないのに、このCMが好きだったばかりにしょっちゅうスーパーでセシルチョコレートを買って食べていたのを覚えてます。
アイドルの影響力ってすごいですね。


当時の私が一番好きだった女性アイドルは中森明菜ちゃんですが、岡田有希子さんも好きだったので、自殺報道が流れた時には驚きました。世の中大騒ぎでしたしね。

結局彼女がどうして死んだのかは謎のままです。
父親ほど年の離れた俳優に激しく片思いをして、失恋したのだと報じられましたが、それも勝手な推測に過ぎませんし、死の原因は一つではないかもしれませんよね。様々なことが重なった結果、最後の一押しになった何かがあったのでしょう。

そうしたことも今だから思うことであり、当時の私はまだ子供です。お昼のワイドショーも見ていませんし、週刊誌も読みません。ビルから飛び降りて死んだということ以外はほとんど何も知りませんでした。


あの日泣き崩れたテープの歌声は、岡田有希子さんご本人であると今も信じています。
衝動的に飛び降りて死んでしまったけれど、この世に強い悲しみと未練を残したから、まだ彷徨っていたのだと考えました。


私がテープに録った彼女の歌は、バラエティ番組(カックラキンだったかな)に出演した際のものですから、恐らくは3〜4分だったと思います。
短い時間のはずなのに、ものすごく長く感じられました。お天気の良い昼下がりでしたし、家の別室には兄や母も居たので怖くはありませんでしたが、それでも気持ちの良いものではありませんからね。


自死についての報道はあれほど加熱していたのに、いったん落ち着ついてしまうと、岡田有希子さんはメディアから消えました。封印されたようになっていましたが、こうしてネットの時代になったことで彼女の愛らしい姿や歌声は蘇り、今も愛され続けています。

自死を戒めるためか、「自殺した者は成仏できない」と子供の頃に聞かされた記憶がありますが、それでは救いがありません。
例え自死であっても、彼女のように手厚く供養され、愛され続けていれば死者の霊も慰められて、天に上ると信じたいです。

彼女の魂が安らぎを得ていますように。


さて、今回ご紹介したのはこちらの本です。

事故物件怪談 恐い間取り
松原 タニシ
二見書房
2018-09-20


事故物件に住み続ける芸人としてバラエティ番組などにも出演していらっしゃいます松原タニシさんが、事故物件に住んだ経験を元に書かれた本です。

何気なく手に取ってみたら、予想外に興味深い内容で面白かったのですが、映画化もされましたね。
本に綴られているエピソード自体は地味と言いますか、映画になるようなドラマティックな内容ではないので、映画のストーリーは創作なのでしょう。


私自身は事故物件には住みたくありませんが、大島てるさんや松原タニシさんが有名になったことで、最近はあえて料金が安い事故物件に住みたい人が増えているそうです。世の中には物好きだったり無頓着な人が案外多いのですね。


記事中に紹介した

「死者を忌み嫌わず、過剰に悼(いた)まず」

という松原さんの言葉は、今年の夏に発売された続巻に載っていたものです。


事故物件怪談 恐い間取り2
タニシ, 松原
二見書房
2020-07-06



松原さんも視える人ではないのですが、死者との触れ合いを生活の糧にしている人の言葉ですから、納得させられました。