◇イミテーションは下品に光る


こんにちは。
突然ですが、最近考えてるんですよ。どうして、くたくたに疲れていると「僕、もう疲れたよ。パトラッシュ」って、見えない犬に語りかけたくなるのかなって。

なぜ疲労感と犬が分かち難く結びついているのかについて、ここ数日あまり真剣じゃなく考えています。


それにしても、フランダースの犬が出てくるほどの最近の疲労感は、これが噂に聞いていた更年期ってやつなのかと、遂に「ウォーター」を理解したヘレン・ケラーみたいな気持ちですね。

「オォ、これが、これが『更年期』の意味だったのか!」と。言葉と言葉の意味がやっと結びついて腑に落ちた感じ。


いえね、親しくしている年上の女友達およびママ友達のみんなからはずーっと聞かされていたのですよ。「45歳あたりからガクッと来るよ。しんどいよ」と。

確かに、ガクッときてます。どうしましょうね。
まあ、まだどうにか頑張れていますが、今後日常生活に障るようになったら婦人科に行こうと思います。


さて、見えない飼い犬パトラッシュに先週からじゃれつかれていたので、ブログを書こうと思いつつタイミングを逃していました。
そうこうするうちに、また寄稿記事が公開されたので、それについて書かねばと、ようやくパソコンを開けた次第です。

まだお読みいただいてない方はこちらから→SNSで人気のキラキラ女子が離婚を言い渡されて全てを失った記録〜アメリカン・ミーム〜


こちらの記事ですが、知り合いの女性をモデルに書いたものです。
ただ、読み物として面白くするためエピソードには手を加えてありますし、短い読み切りとしてまとめる為に書いていないことや、記事の影響を考えて、知っていながら書かなかったこともあります。

事実や実態をそのままに書いた記事ではないので、フィクションとしてお楽しみください。
彼女個人ではなく、キラキラ女子と呼ばれる女性たち全体の滑稽さに主眼を置いて書いたつもりです。


そう、滑稽なんですよ。実力がないのに自己主張ばかりしているキラキラ女子って。
だからいい物笑いの種です。


記事が公開されて、「私の身近にもこういう人居ます!」「あるあるですね!」というお声を頂戴しておりますが、そうでしょうね。こういう女性は残念ながら珍しくなく、誰の周りにも一人くらいは居るものです。

野心家で、嘘つきで、自分が目立つことばかりを考え、パフォーマンスに余念がなく、地味な実務や努力を嫌い、男には媚びを売り、他人を一方的に利用する。

当然ですが、こういう人は他者と長期的に良好な関係を構築することができません。その為パートナーは頻繁に変わり、仲間や友人もできません。信用されないからです。

どんなに立派なことを語ろうと、その言葉には実がないんです。
何故なら、キラキラ女子の目的は「スポットライトを浴びること」であり、成し遂げたいことがあるわけではないから。

だから、始めは地方の活性化を掲げていたのに、いつの間にか世界の環境問題を訴えていたりする。貫きたい信念などはなから無いので、言うことややることがしれっと変わります。

振り回されることにやがて周囲は疲れてしまうので、離れていくのです。


「何者かになりたい」という意欲を持つことは間違っていません。むしろ健全です。
けれど、何者かとして認めてもらう為には実力を示し、実績と信用を積み重ねるしかないのに、それを省いてSNSでキラキラアピールしたり、お金を払えば出られるコンテストで「何者かになったような気分」に浸ろうとするのは間違いです。
せっかく健全な意欲を持ち、行動力もあるのに、間違った道を選ぶから色んなものを失う羽目になる。


私はこのブログでキラキラ女子(あるいはキラキラ起業女子)を批判してきました。
自分も片足を突っ込んでみたことで、ネットでキラキラを装う女性たちが、実際には「輝いている女性」とは言えない実態を知りましたし、「まだ何者でもないけれど何者かになりたい」という思いを抱いた女性たちの気持ちは付け込まれやすく、搾取されやすいことにも気づいたからです。

「輝く女性になる為に」を掲げるセミナービジネスやコンテストビジネスは、キラキラしている女性たちがキラキラしたい女性たちから集金するというえげつないビジネスですが、面白いなと思うのは「女性が輝くお手伝いをしたい」と言ってる主催者たちが、自分ばかり前に出て自分語りばかりしていることですね。

目立ちたがり屋で、自らは下がって他人をサポートするなんて絶対にできない人たちが、「みなさんのお手伝いがしたいのです」と呼びかけているのですから何のコントかと思います。


キラキラを装う彼女たちが頭に頂いているのは所詮は安物の偽物ティアラですよ。
本物のダイヤの輝きは上品ですが、イミテーションはギラギラとわざとらしいほどよく光りますね。