◇だから撲滅はできません


こんにちは。
遂に全国に緊急事態宣言が出ましたね。

私は田舎暮らしなのですが、地方の風景も急速に変わりつつあります。少し前までは都会の騒ぎをよそに穏やかな日常が続いていたのに、たった数日の間にここまで変わるものかと驚かされます。

スーパーやドラッグストアに買い物に行けば、レジにはビニールシートの幕が下がり、店員さんたちはマスクにゴム手袋。
商品棚も品揃えが目に見えて悪くなり、先月までたくさん売っていた輸入食品の一部が消え、補充がされていません。一時的な買い占めなのか、何か問題が発生しているのか、地元農家さんたちの生鮮食品コーナーも「あれ?」と思うほど棚が空っぽです。
マスクや除菌シートどころか、ハンドソープやビニール手袋すら買えなくなる日が来るとは思いませんでしたよね。

世界レベルで物流が遮断されて、いつまで続くのか先が見えませんから、今後は物の値段も変わってくるでしょう。

これから世界恐慌が起こるとか、来年は食糧危機が来るとも言われていますね。
じきに世界中の都市のロックダウンが解除されても、いつかワクチンができてコロナが収束しても、もう元の日常は戻ってこず、社会も元どおりにはならないということは、すでに誰しもが覚悟していることと思います。


「じゃあ、新しい世の中をどうやって生きたらいいのか」「自分はこれからどうなるんだ」と、不安になりますよね。

そんな中でも子宮系は元気そうに見えます。

「こんな時代にこそ在宅でできる自分ビジネス!」「考え方を設定変更して、こんな時でも今すぐに幸せであれ!」だとか、今や子宮系の双頭となった八木さやと藤本さきこは気炎をあげております。

自分ビジネスマーケティングだの神社メソッドなど、近頃の八木さやのブログは何を言っているのか、頭がまともな私にはもうさっぱり分かりません。八木さやはどんどん頭のおかしさがディープになっていますので、最早コアな信者にしか響かない内容です。
でも、八木さやメソッドは理解できなくても、自分ビジネスって「遊ぶように稼ぎたい」とバカな夢を見る貧困女子には惹かれるコンセプトですね。

かつて「子宮の言うことを聞いていれば男に愛されて、勝手に金も入ってくる」と説いた子宮教は、今では「自分の欲を解放し、自分を表現すれば稼げる!」と教義を変えて自分ビジネス教になりました。


「愛とセックス」よりも「金」というわけです。
八木さや自身が子宮の言うことを聞いても愛されず、愛に敗れたからでしょう。


彼女は男が変わるたびに言うことが変わります。
前夫の岡田氏と結婚していた頃は、彼の影響で愛されて金が入る仕組みを「宇宙の法則」だと表現しましたが、離婚すると言わなくなり、今の夫である龍博士と再婚すると、神社を猛プッシュし始めました。

龍博士との関係が良好であった間は「龍神が家に来た」とか、「我が家は龍脈の上に建っている」などと神秘体験をしょっちゅう語ってましたが、壱岐島で放って置かれて不満が募り、愛人を作って夫と疎遠になると同時に、龍については忘れてしまったようです。

今は癌患者である愛人の爺さんを自宅に引き取り、どうやら看取るつもりでいるようですが、その経験を経て死生観が変わればまた言うことが変わるのでしょう。


癌患者の介護と医療、看取りにはお金がかかります。加えて八木さやは元々金遣いが荒く、蓄財をしませんから常に集金に励まなければあっという間に破産しますので、コロナに乗じ、人々の不安につけ込んで、ますます「自分ビジネス」を広めようと攻勢をかけてくるでしょう。

何より彼女は「成功している自分」と「事業が拡大し続ける様子」を常に見せつけないといけません。自分ビジネスとは虚構とセットですから経費がかかります。
稼いでも稼いでも出ていくのが自分ビジネスの実態です。つまり、生活は派手でも、いつまでも貧乏なのですよ。

例え低収入でも蓄財と投資に励めば時間をかけて裕福になれますが、成功者を装うビジネスは何年経っても貧乏から抜け出せません。


正直なところ、不安が広まれば広まるほど自分ビジネス信者は増えると思います。
けれど、それで成功する人は出てこず、今は鼻息が荒い信者たちも数ヶ月すれば「自己開示ブログ」の更新も止まるでしょう。
いつまで経っても一向に自分が注目されず、稼げず、わずかな貯金もなくなり、借金に手を出さざるをえなくなり、いよいよ今日食べる米の心配をし始め、ようやく自分ビジネスとは「八木さやの、八木さやによる、八木さやのための集金方法」なのだと気がつくでしょう。


藤本さきこの「設定変更大学」も似たようなものです。ただ、彼女は八木さやほどエキセントリックではないので、自分ビジネスほどの気色悪さはありません。
今はこんな世の中になってしまいましたから、彼女もオンラインサロンでの集客と集金に熱心ですが、彼女は八木さやよりもコミュニケーション能力が高く、女たらしの美人で実物の自分の魅力をフル活用してきた人です。対面イベントができなくなったことで売り上げは大幅に減っているでしょう。

参加費数十万円のパリや国内のツアー、大規模セミナー。受講料300万円の認定講師講座が売れなくなってしまったことは痛いはず。
彼女は自宅も新築し、長年の不倫の恋を実らせ金食い虫と再婚したばかりです。万札をバリバリと食べ尽くしてゆく伴侶を持ったからには、不景気だからと餌を減らして飢えさせるわけにはいかないでしょう。
お金という水に浸かっていなければ愛は干からびるものですが、必要な水量はカップルによって異なります。絶えず新鮮な水がふんだんに必要な関係は苦労が多いでしょうね。


私、実は藤本さんには期待してるし頑張って欲しいのです。

いくら今は世の女性たちが不安に駆られているかと言って、子宮系に傾倒するバカの数には限りがあります。日本女性はそんなバカ女ばかりじゃありません。

自分ビジネスと設定変更はかかっているカバーが違うだけで中身は同じ。
自分と向き合い、自己開示をし、自分という商品をネットで発信して、自分のファンに高額な商品を売りつける。スピリチュアル的要素が強いだけで、数年前に流行ったキラキラ起業と同じです。

同じものを売っているのだから、二人は必ず競合するし、二人ともカモを仲良くシェアできるほど懐が深くありません。特に藤本さきこの方は狭量であるばかりでなく、攻撃的です。しかも、いい感じに攻撃力が高いんですよね。
ぞっとするほど執念深く、相手が潰れるまで執拗に叩きますから、限られたパイを奪い合う中で八木さやが邪魔になれば面白い展開になりそうです。

早くゴングがなればいいのにと心待ちにしています。


あるいは、大御所となった二人が「我が天下は盤石」だとあぐらをかいているうちに、明るく可愛い新人が現れて、あっという間に彼女たちの狩場を荒らしてしまうかもしれません。先日書店で「女性向け」コーナーをチェックしていたら、おかめ微々ちゃんという若い子に人気のYouTuberの方が出した本が目立つ場所に面陳してありました。



私は自分に一番モテたい。
おかめ微々ちゃん
KADOKAWA
2020-02-27


「私は自分に一番モテたい」だなんて、なんだか子宮系っぽいなと思って中身をめくってみたら、やはり子宮系を彷彿とさせる内容でしたw
でも、子宮系ではないんですよね。要するに、こういう思想はいつの時代にもある一定ウケるわけです。

言ってることは同じでも、おかめ微々ちゃんは子宮系教祖たちとは無関係。若い故にフレッシュで、勢いがあります。何より、アメブロとFacebookのコンボで名をあげたのではなく、TwitterとYouTubeで成功したというストーリーが今の時代に合っている。

子宮系教祖も、信者も、アンチとウォッチャーも歳をとっていく中で、「あぁ、もう新しい世代が台頭してきてるんだなぁ」と、新時代を予感させられました。
きっと私が知らないだけで、おかめ微々ちゃんの他にもフレッシュなニューカマーが既に芽を出しているのでしょう。


アンチやウォッチャーがいくら教祖たちの矛盾をつき、欺瞞(ぎまん)を暴き、正論をぶったところで、子宮系信者には届きません。歯痒いでしょうが、それはどうしようもない現実です。
コロナと同じで、撲滅はできないんですよ。叩いて消したところで、別の感染症が流行るだけ。

それでも、おかしなものをおかしいと声に出すことは意味のないことではありません。
世に警鐘を鳴らすことは、おかしな思想の爆発的蔓延を防ぎ、犠牲者を減らすには有効であり、おかしいと気づいた元信者の回復と社会復帰を促すのにも役立っているからです。

コロナも子宮系も消えはしません。医療の現場で戦うことはできませんが、不安の蔓延する時代に、不安につけ込まれて人生を台無しにしてしまう人が少しでも減るように、できることをしたいと思います。