◇読んでいただけると嬉しいです


こんばんは。連日のブログ更新、正直疲れます。。。
山田さんの座談会記事の公開と、私が寄稿していた記事の公開がばらけてくれると良かったのですが、重なってしまったので仕方ないですね。

さて、SNSでは既にご案内済みですが、先月書いて出していた寄稿記事が一昨日やっと公開されました。大変お待たせをいたしました。

まだ読んでいらっしゃらない方はこちらからどうぞ→現実から逃げる男の25年後〜風と共に去りぬ〜


以前Alettaさんへ「女性読者向けのコラム」を寄稿させていただいておりましたが、ご覧いただければお分かりの通り、9月を最後にサイト自体の更新が止まっております。
こちらでは「お好きなように」と自由気ままに書かせて頂きまして、楽しかったですし良い経験にもなりました。もしも再開されることがあれば、またご縁があればいいなと考えております。


そして、このほどLIFEBOOSTERさんにエッセイの寄稿をする運びとなりました。
こちらのサイトへは以前にもお声がけを頂いたのですが、その時にはご要望に沿った記事を出せず、私の実力不足でお断りをいたしました。
Alettaさんと違い「男性読者向けの記事」というのが大前提ですし「体験談を交えて」との条件でしたから、今回再びチャレンジするにあたって悩んだ結果、私の好きな又吉直樹さんの「第2図書係補佐」に倣い、これまで読んできた本や映画の作品紹介を通して自分を綴る形式なら書けそうかなと考え、とにかく試しに一本書いてみることにしました。





今回公開されたのがその1本目の記事です。
とにかく1本書いて出してみて、もしまた没になればやはり私にはLIFEBOOSTERさんに望まれる記事を書くのは難しいということだから諦めようと考えていたところ、どうやら気に入って下さったようで、今後も引き続きこちらで書かせて頂きます。


今回ネタにしたのは私が東京の美大に入学したばかりの頃のエピソードです。
まず、「風とともに去りぬ」に絡めて書くことは最初に決めていました。
ずっと発売を楽しみに待っていた林真理子さんによる新訳が出ましたのでね。





林真理子さんの筆で新しく息を吹き込まれた「風と共に去りぬ」では、スカーレットはその辺の女子高生かと思うほど現代的な女の子ですし、物語の進み方もまるでライトノベルのようにサクッと軽い為テンポよく一気に読めます。
この「一気に読ませる」手腕が素晴らしい。途中で怠(だる)くならずに引き込まれるんですよね。
「風と共に去りぬ」の原作を知らなくても映画を見ていなくても楽しめる仕上がりです。

記事にも書きましたが、林さんの新訳が出るついでに映画も「いっぺんちゃんと最初から最後まで観てみよう」と思い立ち、初めて全編通して観ました。そしたら著作権が切れるほど古い映画なのに今でもすごく面白いんですよ。長い映画なのですが飽きずに観れました。

私はDVDで観ましたがYouTubeにもありましたので、ご興味ある方はどうぞ。

 

 

 

そして、記事の滑り出しはどうしようかなと頭の中で案を練っている頃に、ちょうど美大の友達と三元茶屋の日本酒バーで飲む約束があり、その時の会話をそのまんま利用しました。
大学時代のエピソードは実話です。


「智樹(仮名)くんとかさぁ、何してるのかね〜」と、友人がスマホを取り出してちゃちゃっと検索して出てきたのは、柔らかそうというか何というか体型も表情もふよふよにふやけたおっさんで、「えぇ、マジでコイツ?」という感じだったのですけど、友達は「絶対これがそう!」と断言したのでそうなのでしょう。

よくよく見ると、太って輪郭と体型はすっかり変わっていても顔立ちは変わっていない気もするし、ファッションはさり気なくお洒落ですし、一緒に写っていたバンド仲間の女性は美人です。相変わらず女を追いかける暮らしをしながらお洒落な仲間たちと音楽を続けているのだとしたら、まあ納得でしょうか。

しかし、自分たちで検索しておいてこんなこと言うのも何ですが、ネットは怖いですね〜。
うっかり実名顔出ししてると、20年以上も前の同級生にこうやって検索されてネタにされちゃうんですよ。(; ̄Д ̄)


記事が公開されてすぐ、記事中に登場する友達にも「書いたよ〜」とリンクを送ったら、「面白い!本人や背景を知ってて読む記事は格別の楽しさがある (*´∇`*) 」と喜んでくれました。

その友達が喜んでくれたので、ネタを上手く料理できたかなと私も満足です。

先月は1本でしたが今月は2本書いて出してますので、来月は2本の記事が公開される予定です。
一応「男性読者向け」という建前ではありますが、女性の皆さんにもお楽しみいただけますと幸いです。