◇貧困の果てに何があるのか


こんにちは。
昨日座談会の前編をご案内いたしましたが、後編の記事も今朝がた公開されていましたので、慌てて筆を取りました。
後編の公開ってもうちょっと先だと思っていたのです。すっかり勘違いしてました。


後編をまだお読みでない方はこちらからどうぞ→無責任な教祖たちに踊らされる子宮系女子が、追い詰められたその先にある懸念


後編は前編よりも内容が濃いかと思います。

座談会中にも話しましたが、私は子宮系のようなスピリチュアルカルトは半グレ集団のようなものだと考えています。
かつてのヤクザが末端構成員の家族まで食べさせていたように、良い悪いは別として、かつての新興宗教はきちんと組織化されており、入信者には仕事や役割を与え、全てを投げ打った出家信者には衣食住の面倒をみていました。

なのに今のスピリチュアルカルト教祖たちは無責任極まりなく、自分の言ったことの責任は一切取らず、他人の人生を狂わせても知らん顔です。
前編で「私が気に入らないポイントは、こういったスピビジネスは貧しい人たちをより貧しい境遇へ追い込んでしまっていること」とお話ししましたが、もう一つひどく気に入らないのがこうした教祖たちの無責任さなのです。



「弱者を利用するなら面倒を見ろ!」



と声を大にして言いたい。
壱岐島を「現代の上九一色村」と最初に呼んだのは私ですが、これはもし私が言い出さなくても世間に島の現状が知られるにつれ必ず誰かが言い出したはず。

とはいえ、今の壱岐島における子宮系コミューンは上九一色村のサティアン以下。
何せ教祖が信者たちの面倒を見ようとしないものだから、やがて子宮系移住者は生活が立ち行かなくなる人だらけになるでしょう。


「壱岐島に来たら自分ビジネスで自分に永久就職できる?一生困らない?」そんなアホな。
八木さやが今食べていけているのは、彼女は彼女なりに長い年月をかけて積み重ねてきた活動実績があるからです。

八木さやは「子宮委員長はる」としてブログを書き人気が出始めた頃、若くて可愛い破天荒な女の子でした。けれど、今壱岐島に移住している彼女の信者たちは若くも可愛くも無いおばさんばかり。
何の魅力もない人にファンはつかないし、何の実績も無い人に仕事のオファーはありません。

自分ビジネスで成功できないならちゃんと働いて食べていくしか無いのだけれど、彼女たちは壱岐市が労働力不足で悩んでいる漁業、農業、医療・介護の仕事に就くつもりはないでしょう。

参考サイトはこちらから→いきしまぐらし「壱岐移住へのステップ」


シングルマザーさんの他の移住者たちのブログもたまに見てみるけれど、案の定お金に困り始めているのか情緒不安定。
この話題は山田さんが次の記事あたりで書いてくださると思いますが、壱岐島に移住したある女性のご家族の話では、八木さやから紹介を受けて入居した島の物件の家賃が、まぁ、高いこと!
都内で生活するよりも余程生活費が高くついています。今のところ壱岐島の移住者は財産を持たない人ばかりなのに、これで冬が超えられるのでしょうか?


八木さやは「女はお金に困れば股を開けばいい」だなんて簡単に言うけれど、今は風俗業界も厳しく、裸になる覚悟を決めたとしても稼げません。
セックスを売って稼げるのは一部の若くて可愛くて常識と社会性がある女の子たちで、子宮系スピリチュアルに傾倒するような頭のおかしいおばさんが股を開いたところで貧困からは抜け出せない時代なのです。


最貧困シングルマザー (朝日文庫)
鈴木大介
朝日新聞出版
2015-01-07



子宮系女子は、ブログやSNSでは楽しく充実している風を装っていますが、実態は明日が見えない不安定な生活をしています。

母親が子宮系に傾倒したばかりに貧困に陥った家庭の子供達が、宮尾登美子の小説のような不幸な目に遭うことがありませんように。東野圭吾の白夜行のような悲劇が起こりませんように。

白夜行 (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社
2002-05-25



全国紙やメジャーな週刊誌は悲劇が起これば初めて子宮系の問題に注目してくれるのでしょうが、そんな事態は起こらないに越したことはないのです。