◇宗教と選挙


ふぅ〜。まだまだ残暑は厳しいですが、少し気温が下がってきましたね。まだ長袖の出番というほどではありませんが、過ごしやすくなりました。
少しずつ秋が近づいているのかな。


さて、さっそく本題ですが、元子宮委員長はること八木さやが来年の壱岐市長選に出るそうですよ。本人の言葉を信じれば、ですが。
詳しいことは黒猫さんがサイゾーに書いているのでそちらをどうぞ。

こちらから→子宮委員長はる、次に狙うは「市長」?“狙われた”長崎県壱岐市の危ない今


黒猫さんは、


元・子宮委員長が市長選に」。これを多くの人は「冗談」だと捉えていると思います。しかし、彼女は「移住支援ビジネス」展開のため、市内の不動産を買い漁っていることを公表しており、すでに動き始めているのです。


と危機意識を持って警鐘を鳴らされていますが、いえね、私は「冗談だろう」と思ってはいません。
今この瞬間はきっと本気度高いんだろうなと思うのです。ただね、八木さやっていつも言いっ放しで不実行なんですよね。

「不倫相手との子供が欲しい。二人目を産む」と言いながら不倫相手には振られて夫には離縁され二人目は授からなかったし、「カンヌのレッドカーペットを歩く」と宣言しながら歩けなかったし、再婚したら障害児を養子に迎えるなんてことも豪語してたのにまだ迎えていない。
何より、壱岐島に移住したら子宮委員長は引退して、もう人前には出ないし家族の話もしない。自分と夫のために楽園のような家と庭を作るのでガーデニングブログをすると繰り返していたのに、引退ビジネスで大儲けしたらお金がもっと欲しくなってあっさり引退も撤回。


壱岐市長選は来年の4月でしたかね。散々出る出る言っときながら、告示日には現れないんじゃないのかしら?
と、彼女の前科を思うとつい疑ってしまうのです。

本気で出馬する気があるなら、仲間内で「八木市長!当選!ばんざーい!」と遊んでるだけじゃなくて、地元のマスコミ各社集めて記者会見をやるのがセオリー。

スクリーンショット 2019-09-18 11.26.11


いくら信者をせっせと移住させてるとはいえ、増えたところでたかだか数十人の信者票だけで当選できるほど壱岐市は小さくありません。
有権者数は2万人を超えているし、投票率も前回、前々回と80パーセント前後あります。(参考記事:毎日新聞 壱岐市長選 白川氏が3選 投票率は79.16%
本気で狙いに行くなら地元住民である市民の皆さん、及び有力者と組織票を無視できません。
広く支持を訴えるために公に意思表明して、市民の皆さんと交流し、ドブ板で支持を願いに回るはず。
そこまでしたら私も壱岐市長選にかける八木さやの意気込みを信じます。

ちなみに私は選挙事務所でバイトしたことがありますが、ほんっとに面倒くさいですよ。田舎のドブ板選挙というものは。
あのものぐさの八木さやと仲間たちにそれが出来るのでしょうか。


いくらSNSやYouTube、ブログで「市長になりた〜い」と言っていても、今のまま告示日を迎えるなら飛び入り扱いの泡沫候補です。当落に絡むとはとても思えない。

例えば、これが町議選であれば、今の感じのままでも「やっだ。うっかりすると八木さやが本当に当選しちゃうかもなぁ。。。」と思えますけどね。
町議選どころか市議選ですらなく、いきなり市のトップに立とうとか
田舎を舐めすぎなんですよね。


幸福実現党でさえ国政や首長選挙では歯が立たず、町議選とか地味なところから攻めているんですよ?
幸福の科学の足下にも及ばない子宮系がその上を目指すなんておこがましいっての。

だいたい、私の記憶によれば、かなり前ですけど最初は確か

「私は神になる!そしてじゅんせー(八木さやの息子)を日本の総理大臣にする!」

と言ってました。
それがいつの間にか自分が「日本の総理大臣になりたい」と言い出し、今年に入ってまずは壱岐市長になると言い始めましたよ。
言うことが変わってるだけでなく、どんどんスケール小さくなってるしw



おい、神になるんじゃなかったのかよ、市長でいいのかよ。( -д-)ノ



そもそもね、「壱岐市民の皆さんのために働かせていただきたい」ではなく、「自分がやりたい放題したいから壱岐市を私物化したい」という志が根っこから間違ってるから。



小学校の社会(公民)から勉強しなおしてこいっ!( -д-)ノ



幸福実現党を引き合いに出しましたが、大川隆法の実の息子さんはこのように仰ってます。


幸福の科学および大川隆法の知名度、信者数、組織力、組織の統率力、資金力は八木さやの比ではありません。
その大川隆法率いる幸福実現党でも選挙になると勝てないのです。



昭和から活動している新興宗教と昨今隆盛のスピリチュアルはヤクザと半グレのようなもの。
半グレ集団はきちんと組織化されていないので仲間同士のつながりは緩く、したがって精神的結束力もなく主に金銭と利害で結びついています。
きっちり組織化された集団でも勝てない選挙に、半グレスピリチュアルグループがふざけながら勝てるものでしょうか。
八木さやがあっさり壱岐市長になれるような社会なら、日本はとっくに大川隆法が総理大臣になっているのではないでしょうか。


壱岐島の不動産を買い集めているそうですが、八木さやは他人の面倒をみたがらないため、移住支援ビジネスも成功するとは思えません。
八木さやを慕い、彼女を信じて壱岐島に移住する人たちは、言ってみれば出家信者。
教祖であるなら、搾取する代わりに彼らに役割(現世の使命)と仕事(ここで生きる意味)を与え、衣食住の面倒を見るのは八木さやが教祖として当然負うべき義務であり責任であるはず。それなのに、

「自立してない人はお断り。お金は自分で稼いで、私に依存したり迷惑かけない人だけ移住してきて」

と言い放つのですから、あまりにひどい。。。
そんな風だから近しいスタッフに横領されてしまうのですよ。


もしかしたら、八木さやにも他人にうんざりするだけの理由があって、放っておくとお金を欲しがるだけのどうしようもない人ばかりが周りに集まってくるからそう言わざるを得ないのかもしれません。
けれど、あれだけネットで「金持ってる」アピールしてたら、そりゃ右往無象が群がるのもしょうがないでしょう。
強盗に押しかけられていないのが奇跡です。ロシアだったらとっくに殺されてます。


可能性としてあり得なくはないと思うのですが、八木さやは壱岐島に自分の信者やファンが増えてきて、自宅に訪ねて来られたり自宅周辺を絶えずうろうろされたりするようになったら、次第に島暮らしがうっとおしくなるのでは。

意外に壱岐島での生活を居心地悪くして八木さやを追い出すのは、元々の地元住民の皆さんではなく熱心な八木さや信者かもしれませんね。