◆同情できないカモ…


お休みの日は、ただただ家でゴロゴロ寝ているのが幸せ。。。
そんな日々を送っております。こんにちは。

ですが、この忙しさと疲労もあと少しの辛抱のはず。
一段落ついたら、外にも遊びに出かけ、ブログももっと書きたいなと思っています。


さて、先日Twitterを眺めておりましたら、思わず吹き出してしまう面白いイベントが目に入ったので筆をとりました。

こちらです↓


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やぁっだ、誰かと思えば脱社畜サロン炎上騒ぎでえらいてんちょうさんに急所刺された正田氏じゃないですかw

脱社畜サロンの騒動について書いた記事はこちら→赤く咲くのは炎上の花


あれから騒動の発端となった脱社畜サロンからは身を引いて、ネット民から総攻撃を受けたTwitterも更新されなくなったと思ったら、こーんなところでお目にかかるとは。


小田桐あさぎさんについては私のヲチ対象ではないのであまり詳しくは知りませんが、キラキラ起業女子界ではわりと有名で、名前は存じておりました。

結婚しても子供が生まれても常に自分優先で、子供の面倒は一切見ないし家事もしない、嫌なことは全部丸投げすることで女性は幸せになれると提唱してた方ですよね。

子宮委員長八木さやと丸かぶりというか、言ってることは同じなのですけど、あちらが子宮だ宇宙だとスピ系を狩場にしたのに対し、小田桐さんはキラキラ起業女子界を主戦場にしました。

風の噂に小田桐さんはカモが釣れなくなってきたのかキャラ変して、最近になって唐突に家事育児を始めたと聞いていましたが、なんだかもうすでに存在感も薄くなってきていますし、キラキラ起業自体もfacebookとともに下火かなという印象で、気にもとめておりませんでした。

それが、まあ、そうですかー。正田氏とねぇ。( ̄∇ ̄)


詐欺師はカモをシェアしあうものですけど、今まではブロガー界隈ならブロガー界隈内で、キラキラ起業界隈はキラキラ起業界隈で情弱の融通をし合っていたように思いましたが、ここにきてジャンルの枠を越えてお金を回すようになったということでしょうか。

そうなんだー。( ̄∇ ̄)


小田桐あさぎさんのファンて「あさぎすと」って言うんでしたっけ?
いやー、



あさぎすとが詐欺師にカモられてもぜんっぜん同情できない



なー。( ̄∇ ̄)


だって、あさぎすとの皆さんってこんな人たちですよ↓

 


全員もれなくブ…、いや、いやいやいや、お綺麗な方や知的な方が一人も見当たらないですねー。
皆さん二の腕プルンプルンでお腹もはちきれそうで、品のないノースリーブワンピース姿が正視できないほどに眩しゅうございます。


いえ、決してお顔立ちや服装の問題ではありません。
分別も責任感もあるはずのいい歳をした大人の女性が、人生を共にするパートナーと負担を分け合い力を合わせることを否定し、自分が生み出した子供への責任まで放棄して、「自分中心!」や「快楽優先!」を掲げる姿って醜いものですね。


「やりたくないことはやらない!」

「嫌なことはしたくない!」


いいんですよ。それができる立場にあるなら。
独身で子供も居らず、働かなくても生活していける資産がある優雅な身分なら、そもそも責任を負うべき相手がいませんし、好きなだけ自由を謳歌して生きればいいと思います。
家庭があり子供がいるとしても、家事が苦手だったり子育てが大変すぎるなら、外注するなり助けを呼ぶなりするのはちっとも悪いことではありません。一人で抱え込まないでほしいと思います。

ですが、この人たちが夢見ているのは「負担は全部他人(パートナーや家族を含む)に押し付けて、自分だけが楽をする自分に都合のいい世界」なので、そりゃあ二の腕ブルンブルンで表情にも体つきにも締まりがないはずですよ。
精神の怠惰さが表へ出ちゃってますね。


この人たちはなーんにも自分で努力しない。口を開けていれば美味しい餌がもらえるのをケージの中で待っている、飼育されているカモなのです。
詐欺師たちはそんな彼女たちがどういう言葉を喜んで貪るのか分かっているから、彼女たちが「美味しい!」「もっとちょうだい!もっと!」と喜ぶ餌を投げ与えて、頃合いになったら料理して食べるのですが、こういうのを見ているとカモを飼育してる詐欺師の方がカモよりよっぽど働いてるよなと思えて、うっかり詐欺師の方に好感を持ちそうになります。


正田氏については、小田桐さんはブログでちゃんと紹介されています。


私が正田さんのことを知ったのは、去年スタートするや否や超〜話題になった「脱社畜サロン」というオンラインサロンで。

 

 

このオンラインサロンは元々、イケダハヤトさんと正田圭さんが始めて、

 

まぁその後、炎上したり色々とありましてw、正田さんは現在ではオーナーからは外れているんだけども。

 

 

このサロン内での、正田さんの色々なビジネスや起業に関する投稿を読んで、

 

「な、な、なんじゃこの人はァァァァァぁぁ」

 

って、かなりの衝撃を受けたのが、私と正田さんの出会いね。

 

 

上の漫画にも書いてあるけど、正田さんって若干33歳にして、とにかくありえないくらいの人生&ビジネス経験をもってる方で。

 

「15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと」はまずめっちゃ面白い本。


全文はこちらからどうぞ→3/23(土)札幌でビジネスセミナー開催しまっす!


ちゃんと炎上についても触れていますね。なら脱社畜サロンについてどんな騒ぎがあったのか、正田氏がどういう人物なのかは、ちょっと調べればすぐに分かること。

調べもしないで連続起業家という肩書きを信じ、セミナーに参加するのであれば、カモにされるのは憂いたところで元々救いようのない人たちなのです。


ちなみに小田桐さんご自身は、そういう騒動があったことを分かった上でなお正田氏を連続起業家として崇拝し、合宿セミナーにも参加したそうですよ。すごいな、どこまでバカなんだろう。

それより、私が小田桐さんのブログの中で気になったのは、


ほら、アメブロ界隈での起業といえば

 

「自分のやりたいことで自己実現キラキラ」←こんなスタンスが王道じゃん???

 

(中略)


私、つくづく思うんだけどさ。

 

私のようなインフルエンサー事業というか、ファンビジネスみたいな起業、

 

つまり自分で自分を自己プロデュースして自分自身が商品になるビジネスって、

 

正直、全員がなれるものでもないと思うんだよね・・・

 

いや、なろうと思えば誰にでもなれると思うけど、

 

そもそもみんな、あんまりなりたくないと思うんだよね!!!www

 

 

まぁ私の場合は、そもそものきっかけが「自分の意見をみんなに知ってほしい!」と思ってブログを始めたわけだし、

 

だからこの先、お金にならなくても多分、単に自分の意見を主張したいからブログは続ける気がするんだけど、

 

私みたいな人って、そんなに多くないと思う。



これって、「私から教えを受ければ私みたいになれますよ」「私みたいにすれば女性として幸せが開花しますよ」「私の言うことを聞けばビジネスを起こして成功できますよ」とスクールやったりセミナーやったりオンラインサロンをやったりしてきたけれど、



あさぎすとは誰も成功できてない



ってことでしょ、要するにwww

もう、インフルエンサービジネスはファンビジネスだって認めちゃってるじゃないのw


成果を出せない言い訳をしつつも、自分のような起業スタイルに引け目を感じてきたとも書いてあるので、この人は頭と心のどこかで「まともさ」を捨てきれていないのだと思います。

とはいえ、自分を売りに出した以上もはや他の仕事はできないし、旦那さんはあまり収入のない人なのでしょう。
自分の起業スタイルに行き詰まりを感じていても、キャラ変したりコラボしたりといろんな手段を試しながら、生活費を稼ぐため走り続けるしかないのでしょうね。

インフルエンサービジネスって本当に大変そうです。
ブログからYouTubeへ。InstagramからTikTokへと、注目される媒体も変わっていく上新規参入者も多く、一人のインフルエンサーが消費されるスピードも速いのだから。


小田桐あさぎさんのfacebookを遡って見てみると、キンコン西野も出てきました。
魅力ラボ(小田桐あさぎさんのサロン)主催で西野さんの講演会をしたそうです。

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もうね、近頃はオツムの弱い女の集まりには必ずと言っていいほど出てきますよ、キンコン西野。
西野さんは自分の講演会を主催する権利やイベントに呼ぶ権利を商品として販売していますから、お金さえ払えば誰でも呼べるのです。

その手軽さがウケて、子宮系などスピリチュアル系のイベントでも見るし、うさんくさいコンテストにもゲストとして呼ばれているし、キラキラ起業女子界隈でもお見かけします。

西野さんご本人は、お金に綺麗も汚いもないという認識なのでしょう。だから自分を落札した相手がどんな人物であれ、どのような団体であれ、意に介している様子はありません。

お金さえ払えば来てくれる有名人で、ハンサムで、インフルエンサービジネスを「新しい仕事の仕方」だと提唱し、実際に成功していらっしゃる西野さんは、情弱主婦からお金を巻き上げるビジネスをしている人にとって使い勝手のいい小道具ですから、



キンコン西野が出てきたら要注意!



だと思って間違いないです。

最近はオリラジのあっちゃんも西野さんみたいになってますから、そのうち「西野&あっちゃん出てきたら要注意!」になるかもしれませんね。



さて、彼女たちの言う「嫌なことはやりたくない」とはつまり、「面倒なことはしたくない」「しんどい思いはしたくない」「辛いことは避けて楽しい思いだけしていたい」と同義なのですが、ここで世界的スーパーモデルになった冨永愛さんのありがたいお言葉を聞いてみましょう。


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ネットの小さな世界ではなく、世界の舞台で活躍された方のお言葉です。
最近私が見ている「林先生の初耳学」という番組中の、「アンミカ先生のパリコレ学」というコーナーにおける一幕です。

前回の放送分はGyao!で4月14日まで無料配信されていますので、視聴したい方はこちらからどうぞ→初耳学/アンミカ先生のパリコレ学


冨永愛さんは自伝も出されていますが、


Ai 愛なんて 大っ嫌い
冨永愛
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2014-10-29



モデルとして彼女がどのように世界の舞台で戦い、成功していったかはVOGUEで読める連載がオススメです。

無料で全文読めるので、ご興味のある方はこちらからどうぞ→VOGUE JAPAN「冨永愛 モデルへの道」


そして、ネットの小悪党ではなく本物の悪党だった元山口組系暴力団組長で、今はコメンテーターとしても人気の猫組長さんのお言葉も紹介させてください。


「人脈」については良くある勘違いがある。例えばFacebookで友達が3000人いることや、Twitterでフォロワーが5000人いることなどを「人脈」と捉えて、せっせとSNSで友達申請を送っている人を見ると、泣いて良いのか笑って良いのかわからなくない気持ちになるのだ。

私の言う「人」というのは「金」か「情報」を持ってきてくれる存在のことである。「人」を紹介してくれる「人」はもちろん立派な「人脈」と言える。なぜなら新たに紹介された「人」が「金」か「情報」を提供してくれる可能性が高いからだ。

経済活動において、このいずれも持ってこない存在を「人脈」とは呼ばない。





インフルエンサー(っぽい人)のオンラインサロンに入って、Facebookでお友達になって、サロンの懇親会で集合写真を撮って悦に入ってる自称起業家の皆さん、息してますか?

こんな風にも言っておられますよ。


人を脈にするためには、約束を守るという基本が最も大切なことだ。時間も含めて約束したことを守り、守れないときはいち早く伝え、誠意を持って謝罪するか、できることを提案するという「人間関係を築く基本」の重要性に社会の裏表の差はない。

ネットの虚業家たちに聞かせたいですね。(⌒∇⌒)


それにしても、猫組長さんの本を読んでいると、私たちがネットで観察できる詐欺師なんて所詮は小悪党だなと思います。
本物の悪党は表に出てきませんからね。