◆2019年のスタート


こんばんは。あっという間に年が明けて2週目ですね。
2018年の大晦日に祖母が旅立ち、喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます。


2018〜19年にかけての年越しは、私たち夫婦どちらの実家へも行かずに自宅でのんびりと過ごす予定でいましたが、祖母の容体が悪くなり最後のお見舞いのため高知へ。
状態が安定していたので、お別れはまだもう少し先になるかと自宅へ戻った途端に訃報が入り、お通夜と葬儀のため再び高知へ。

短い間に長距離を2往復もしたので、慌ただしい冬休みとなりました。

祖母は享年94歳。
なんの病気にもならなかったので、死因は老衰です。天寿を全うしました。


ここまで長生きだとお別れも悲しくはありません。
あまりにも長引いた介護は母にも負担だったので、いろんな意味で「やっと終われて良かった」という気持ちでいましたが、子供の頃から長い時間を一緒に過ごしたので思い出がたくさんあり、お別れの時には涙がこぼれました。

棺の中の祖母は94歳なのですが、目に浮かぶのは私の子供時代、まだ若く美しかった頃の顔や立ち姿でした。
素晴らしく上品な人であったけれど、何事にも受け身で、歳を重ねてからは全く何もしようとしなくなった祖母は、「斜陽」の登場人物である「お母様」にそっくりだと思ったものです。






昔の人ですから、あの時代の女性としてはそれでも良かったのだと思います。
けれど、なかなか尽きることのない寿命と退屈な日常を持て余している姿を長く側で見るにつけ


「あぁ、命というものは燃やして生きないと燃え尽きることができないのだな」


と考えさせられました。
私自身は、長く生きるにせよ短く燃え尽きるにせよ、自らの心に絶え間なく火をくべ、胸を焦がして生きようと思った、2019年の始まりでございました。


さて、今回の高知帰省はそのような理由でしたのであまりゆっくりしている暇はありませんでしたが、高知市内をうろついて少しの間買い物を楽しみました。

まだ高知を離れてから1年も経っていないのに、街は様子が変わっています。
市内中心部にはオーテピアという、図書館を中心とした巨大な複合施設が誕生していますし、新しいショップやマンションが数多く立ち並ぶ中心部から少し離れた人気のエリアには「蔦屋書店」がオープンしたばかり。
これも書店と名はつけど、大型の複合商業施設です。

オシャレだけれど東京や大阪など大都市の蔦屋書店とは全く違った雰囲気で、「洗練」よりはどこか「猥雑」さが漂う施設内は、今の夫と新婚旅行で訪れたイタリア、フィレンツェの中央市場に似ています。

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フィレンツェの中央市場は2014年にリニューアルされて以来人気の観光スポットだそうですが、高知の蔦屋書店もそんな感じですね。
1階部分には高知県内で人気の飲食店や雑貨店が集まり、高知ならではの土産物も買えるので、高知県を観光で訪れる方は、昼間は蔦屋書店、夜はひろめ市場に行くのがオススメですよ。


蔦屋書店をうろついていたら、思いがけない知人に遭遇しました。
四国最大級のクラフトイベント「ヴィレッジ」の村長(プロデューサー)さんです。

聞けば蔦屋書店1階中心部の一角をプロデュースしていらっしゃるそうで、今後は週替わりで様々なお店をそのスペースに出店させるそうです。
きっと村長さんが手がけるイベント、「ヴィレッジ」や「おやつ神社」に出店している様々な人気ショップや作家(工芸家、アクセサリー作家、被服作家など)さんがこれからその場所にお店を広げるのでしょう。

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週替わりとは随分と目まぐるしいなと思いましたが、考えてみればクラフトイベントに出店しているお店や作家さんたちはほとんどが個人事業主であり、資本力がありません。
これほどの商業施設の最もいい場所の賃料が、彼らに通年で払えるわけがない。
けれど、1ヶ月分の家賃を週ごとに割れば、1週分の賃料くらいなら個人でも負担できるでしょう。短期間であれ集客力が高い商業施設内に出店することはショップオーナーや作家さんにとっても良い経験になり、腕試しにもなりますよね。もちろん売り上げも期待できます。
なるほど、賢いですね。


暖かく晴れの日が多い高知では屋外イベントが多いけれど、流石に夏や冬の屋外出店は辛いし、春や秋でも天候リスクはあります。
その点年中快適な屋内の商業施設であれば、季節や天気は関係ありません。

ヴィレッジは年に一度全国から素敵なショップや作家さんが一堂に会し、広い場所でどどんと大きく開催されるイベントですが、蔦屋書店の中心部一角では、これから小さなヴィレッジが細く長く1年を通して開催されるようなものですね。


蔦屋書店内で開催される各種イベントも村長さんがプロデュースされるとのことで、元旦早々からもカレーイベントが企画されていました。

施設側としても魅力作りのため、腕のあるプロデューサーに今後定期的にイベントを仕掛けてもらう段取りなのでしょう。

私もハンドメイド活動の中でクラフトイベント作りにもチャレンジしていましたが、人望も人脈も企画力もなかった為、威勢良く始めたもののすぐに頓挫してしまいました。
私に限らず、あの頃はハンドメイドブームの勢いに乗って多くのハンドメイド作家や一儲けをたくらむ有象無象がイベントもプロデュースしようとし、大小様々なイベントが立ち上がっては消えて行ったのです。

高知ではイベント戦国時代の中で一握りのイベントが大きな成功を収め、それらの陣頭指揮をとり頭角を現した武将たちが実業家として着実に階段をのぼっていらっしゃる。
SNSでの見栄えばかりを競う虚業家が多い世の中で、表に出ることはないけれど実績を積み上げていらっしゃる方々には素直に頭が下がります。

村長さんプロデュースの店舗では以下の商品を買いました。
高知に住んでいた頃に元々よく買っていたものばかりです。

フルヤジさんは日曜市にも出店してらっしゃるので、日曜市で買っていました。
パクチーオイルは季節限定商品です。

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夫に「ラー油ばかり買ってどうするんだ」と呆れられてしまいましたが、雨風食堂さんの五香辣油も独特の風味があるんですよね。

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雨風食堂はゆっくり高知に帰れたらまた友達と行きたいお店です。住宅街にあるとても小さなお店なのですが、丁寧に作られたランチは心満たされる味わいです。


そして、こちらのケチャップはべらぼうに高いんですけど、私のお気に入り。
「ケチャップ革命!」と大げさに書いてありますが、革命かどうかは置いとくとしても確かにトマトの旨味が凝縮されており、スパイスも効いていてパンチのある味です。

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特に好きなのは黒い方。
濃厚な味わいで、私は目玉焼きやオムレツなどシンプルな卵料理にかけて食べます。


さらっと紹介しましたが、お店や商品、蔦屋書店について私は詳しく書きません。
もしこの記事を読んで興味を持ってくださった方は、詳しく書いている地元ブロガーさんたちが居ると思うので、他のブログを訪ねてください。


そういえば、「高知のいいものを紹介」していたサイトの更新がいつの間にか止まっていました。頑張ってる感じだったんですけどね。

たかがブログですがされどブログ。簡単そうに見えて書き続けるのはなかなかに難しい。
ネタ枯れやスランプ、思うように読者が増えない停滞にも悩まされるでしょうが、仕事としてメディア運営を目論んでいた場合は、ほとんどの人が「お金にならない」ことで躓きます。


お金ありきでではなく、先ずは「書くことが好きだから書く」。
どんなことでもそうですが、好きでないものは続きません。私も色んなことに手を出しましたが、どれも続かなかったのは、自分にとって「お金にならないならやめる」程度のことでしかなかったからでしょう


馴染みの読者さんたちはご存知の通り、私はネットウォッチングを趣味とし、書くことも好きなので、こうしてブログを続けています。
新年最初の記事を子宮系などゲスな話題から始めるのもどうかと思い、今日のところは個人的な話をしました。

けれど、まだ年が明けたばかりだというのに子宮界隈も話題に事欠かず賑わってますから、次の記事では早速そちらの話題に移りましょう。

私の文章で笑ってくださるネットウォッチング愛好家の皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。