◆再検討をオススメします


今年の冬は長いですね。今朝は高知市内でもうっすら雪が積もっていました。

受験生とその保護者の皆様にとっても桜咲く春が待ち遠しいですね。

さて、中学受験、高校受験、大学受験と子供達は今が学びの時ですが、大人になってからの勉強も楽しいものです。
私は大人になってからの方がずっと楽しいと感じるようになりました。
記憶力は現役時代の10分の1にも届かないほどに劣化していますが、それを補うように理解力が増していますから。


娘の勉強を見てあげると、自分が小学生の頃には解き方がまるで分からなかった算数の問題が、今は公式を思い出せなくても解法を覚えていなくても解けることに自分でも驚きます。
これは年齢を重ねたことで文章問題の読解力が上がったからなんですよね。

中学高校時代には全く興味が持てなかった古文漢文も、今読めば意味が分かったりして、趣(おもむき)深い詩や随筆を読まされていたことや、それを課題に選んだ国語の先生の意図がようやく理解できました。

小論文も今なら100倍上手に書ける自信があるのになぁ。。。


さて、現役時代には勉強が嫌いで、得意科目以外は全く努力をしなかったからこそ、私のような者は大人になってから「学び直し」というものをしたくなるのでしょうか。
けれど大人になってからの学び直しはよくよく注意が必要です。


学問に対する熱が高じ、受験勉強をやり直して大学に入り直すとか、大学院の社会人コースに入学するとか、資格を取るために専門学校に入るとか、視野を広げるために海外で語学留学をするとかなら良いんですよ。素晴らしいです。

ですが、知的好奇心を満たす目的ではなく、己の専門性を磨く目的でもなく、「何もしないで愛されたい」や、「願っただけで望みを叶えたい」、「しんどい思いをして働くことなく、好きなことだけしてお金を稼ぎたい」、「自分をコンテンツ化し、簡単に注目されて有名人になりたい」などの、努力をせずに生きていきたい下心ゆえに学び直しを考えるのは禁物です。


ちゃんと勉強したり下積みしたり、努力するステップを飛ばして成功への裏口入学を考えていると、ほどなくして様々な無認可学校から学校案内の資料が願書とセットで送られてきますからね。
一つ受け取るとカモリストに名前が載るらしく、次から次へと来ますから注意が必要です。

資料を送りつけてくるのは情報商材専門学校とかスピリチュアル学園とか、わりと新しいのでは仮想通貨アドバイザー養成学校だとか、大人を対象にした様々な教祖系ビジネス専門学校があるんですけど、私みたいにもう若くない主婦に一番ポピュラーなのはやっぱりキラキラ女学院の起業家養成コースですね。


かくいう私もネットでたまたま見つけた学校案内に「すごい!今の自分にぴったりのいい学校がある!」と色めき立って、自分から資料請求しちゃって、比較検討もしないまま入学申込書を出しちゃったんですよ。

学校案内なんていいことしか書いてないのにね〜、バカな私。
でも、学校の評判を事前にネットで調べようにも、当時はまだキラキラ女学院が開校したばかりだったため口コミも何もなかったんです。


合格通知と入学手続きの案内を受け取った時には嬉しかったなぁ。

願書出したら合格するし、お金払えば入学できるFラン学校だから受験なんてないのに、選ばれた気がしちゃってねw

一応「熱意」という課題で小論文を書けと先生に言われたから書いて送ったんですけど、別に書かなくても入学はできたんですよ。

あ、でも私は一応書いて出したので、入学金は免除だったのはよかったかな。損したお金が少なく済みました。
後でクラスメートに話を聞いたら、書かなかった人は入学金はもちろん小論文(ブログで集客)の指導料なども請求されて、余計にお金がかかったみたいです。



キラキラ女学院の起業家養成コースには、どれも似たり寄ったりなのだけどよく見ればちょっとだけ内容が違う講義がたくさんあります。
専任講師と非常勤講師も大勢いて、どの先生の講義を何コマ受けるかは生徒の自由。


大人の学校なので先生と生徒は年齢が近く見分けがつかないので、校内では立場の違いがはっきり分かるように鳥の羽(先生はサギで生徒はカモ)をつけることが義務付けられています。

私は劣等生だったので痩せたカモの羽だったんですけど、先生に気に入られて優等生になると表彰されて、太ったカモの羽が贈られるんですよね。


私はひねくれていたせいか太ったカモの羽が全然素敵に見えなくて、太ったカモの羽を集めてばっさばっささせながら歩いてる人たちがアホっぽく見えていたのですけど、本人たちは「私たちは特待生なのよ!」と、誇らしげな様子でした。

特待生といっても授業料が免除されるわけじゃなく、むしろ他の生徒より何倍も何十倍も払わなきゃいけないんですけど、名前だけは特待生なんですよねw
だから見栄っ張りほど特待生になりたがるw

学園の校風に染まると羽根の枚数に加えてネギを何本しょってるかもステータスになってしまうので、常識の感覚が狂ってます。

特待生になって太ったカモの羽を10枚以上集められた人は、本人が希望すれば講師に転向してサギの羽がもらえるので、みんなサギの羽欲しさに目一杯授業を詰め込んで先生のごますりに必死。
サギの羽さえ手に入れば自分も稼げると思い込んでますからね。ゴマをすっておけば講師デビューにあたって推薦状も書いてもらえますし。


キラキラ女学院の授業料って入学時に一括じゃなくて都度払いなんですよ。
授業数が増えれば増えるほど授業料が高くなるシステムなので、よほどのお金持ちでない限り授業料の工面は大変じゃないかなぁ。
一コマ数千円の授業もいっぱいあるんですけど、数万円〜数十万円の授業もザラですから、1年で数百万もの大金をつぎ込んじゃう人もいるみたい。

学生課に「貯金を使い果たしてしまって、もうこれ以上は授業料を払えません」と相談に行くと、「自分に投資」という商品名の学生ローンを勧められてしまいます。
商品名は投資ですけど、あれは借金ですからねー。


貯金がなくなった時点でやめときゃいいのに、太ったカモの羽を6枚とか7枚集めちゃった人は後に引けなくなるのでしょうか。

「もうちょっと頑張ればサギの羽がもらえる ! 自分が講師になれば今まで使ったお金を取り戻せる!」

と、太ったカモとしてグレードを上げるために頑張っちゃうみたいなんですよね。
実際にはめでたくサギの羽をもらって講師デビューしても、稼げない人がほとんどなのですけど…。



最近は私みたいな校風に馴染めなかった中退者が学院の内情や講師の実態、生徒の実情をネットで暴露したり、卒業生の社会からの評価も著しく低かったりして、口コミの評判も悪くなっていますから入学希望者は減っているみたい。
講師ばっかり増えても生徒がいないんじゃ儲からないですよねw

でも、「即戦力になる人材の養成」を掲げているわりに、なんの役にも立たないことばかり教えてるんですから評判が悪くなるのも当たり前です。看板に偽りありなんだもの。



卒業生も全然起業家として仕事ができないので、話が違うと泣いている人もいるようですが、支払い済みの高額な授業料は返ってくる可能性がありますから諦めないでくださいね。

先日メッセージをくださったブログ読者さんは、中身がスッカスカの自称コンサルから全額返金してもらえたそうです。
出るところに出れば必ずサギの羽をつけている講師の方が分が悪いのですから、騙された自分がバカだったからといって泣き寝入りする必要はないんですよ。


ただでさえ定員割れが続いているところへ返金請求も大量発生したら講師の先生方も震え上がることでしょう。

ただし講師が破産しちゃったら返金もできなくなりますから、返金請求は早い者勝ちです。返金してもらいたいと考えている人は急いで行動してくださいね。


キラキラ女学院は好きなだけ在籍できるのですが、申しました通り私は校風に馴染めず学友とも仲良くできずに半年ほどで中退してしまいました。
その後は入学金も授業料もいらないインターネット通信学校ウォッチング専門コースに編入したんです。

リアルでの生活を優先しているので、あくまでも日常生活の隙間時間に課題をこなし、時々レポートを書いている程度なんですけどね。自分のペースで楽しんでいます。


旦那さんには「で、その学校はいつ卒業予定なの?」と聞かれるのですが、今のところ卒業予定はありません。

なんなら生涯学習かなって思っています。( ̄∇ ̄)
ぐふぅ♡