◆振り向かないで


卒業シーズンとはいえ、お別れが多くて寂しい春(まだ冬だっけ?)です。

以前紹介した(書かなきゃ前に進めない)たこわささんのブログ「信者と書いてカモ」が遂に終了してしまいました。

楽しく読ませていただいていたのでお別れは寂しいですが、「おめでとうございます」という言葉をはなむけの言葉とさせていただきます。


短い間でしたが、たこわささんの連載は楽しゅうございました。

心屋さんには借金までされてのめり込んだのですから、ご自身が体験されたことは大変お辛いことであったろうと思われますが、それを持ち前のユーモアのセンスで悲惨さを感じさせずに読ませる筆力がたこわささんにはおありでした。

こんなに面白い文章が書けるなら続ければ良いのにと惜しく思いましたが、ブログを書くことで過去の自分と、過去の自分が犯した過ちと向き合い、書けることを吐き出し切ったらすっぱりと卒業することが始めに決めておられたゴールでしたものね。

それでいいんです。潔いと思います。

近頃ブログを卒業されていく方々を見送るばかりですが、私はここに残って卒業生の皆さんの門出を祝い、その去り行く後ろ姿に拍手を送ります。


ここで、ご来賓のブロガー様からいただきました祝辞を読ませていただきます。






私が前回の記事(ネット在籍生から卒業生に送辞)で送辞を送ったぴーすけ君の言葉です。

彼は他校(炎上プロブロガー情報商材専門学校)の卒業生ですが、学校法人心屋学園スピリチュアル高等学校を卒業されたたこわささんの言葉は胸に迫ったようです。


たこわささんは、「脱出のその先に」の記事で、目を覚ました後に「正義」のトラップにはまってはいけないと説かれました。


信者さんが教祖から離れた場合、途中はいろいろあっても最終的に、
「このままではいけない。きちんと現実と向き合おう。毎日の生活を大切にしよう」
と本人が決意できれば、まず大丈夫かと思います。

ただその出口直前に超ヤバいトラップが仕掛けられています。かからない人は全くかからずにゴールできるのですが、意外とそこにかかってしまっているカモさんも少なからずいるんじゃないか…と、密かに恐れおののいております( ̄∀ ̄;)


そのトラップの名前は「正義」と言います。


カモさんが箱庭から離れられたら、それはとても喜ばしいことです。

ただやはり人間ですから、どうしても「騙された!」「許せない!」という怒りや憎しみは湧いてきます。これも仕方の無いことですし、無理に抑え込むこともありません。

存分に「もうっぢんのすけのばか! アタシのほうがもっとばか!!」と、モヤモヤしたものを、法律に触れない程度に発散しましょう。

悪口や批判も言いたくなりますね。
慢性的になると困りますが、期間限定くらいのつもりで頭の中で思いっきり罵るもよし、ネットに書き込むのもよし。笑

ただそのときに「気分の良さ」を感じたなら、あなたはトラップにハマりかけていますので、要注意です。

教祖を叩く"正当な理由"は、いくらでも出てきます。
「悪いことをしているから」
「騙されたから」
「お金を取られたから」
だから、悪く言って当然。見下して当然。
懲らしめて、罰してやらないといけない。

私は被害者だから、その権利がある。

これはとても甘美な言葉です。
正しい立場に立って悪者を裁くのは、はっきり言って気持ちいいです。

でもその快感に身を任せてしまうと、あなたはいとも簡単に、教祖と同じように闇堕ちします。そしてせっかく離れた教祖のことで、再び頭がいっぱいになってしまうのです。


嫌なことを書いた、嫌われる(それを書いたことで誰かの気持ちを傷つけるかもしれない)と心配していらっしゃいましたが、お書きになられたことは真実だと思いますよ。

ぴーすけ君のようにそれを受け止めて自らの戒めとする方々も居るのですから、書いたことを悔やまないでください。


私も気をつけたいと思いますが、私はすでに正義感や復讐心という背景が遠くなってウォッチャー街道に落ちており、なんだかんだでその道をリュック背負って鼻歌うたいながら楽しく歩いているものの、たこわささんの仰ることも身に覚えのあることでよく分かります。

人間て愚かですよね。しかし私はその愚かさに惹きつけられて止みません。


また、世の中にはまれに闇に落ちずに正義を貫ける人も居ます。
そして、闇に落ちる覚悟で正義を引き受ける人もいるのだということも申し添えておきましょう。



ただ、このブログはあくまでも参考程度にご覧ください。
現在の私にできる限りのことを書かせて頂きましたが、あくまでも個人の意見に過ぎませんし、心屋さんにツッコミを入れているからと言って、私が正しいとは限りませんので。


何かお役に立ちそうなものはご利用いただいて、「これは違うな」と思ったら捨て置いていただくのがよいです。
もしかしたら全部間違ったことを書いてる可能性もありますからww


それでは、たこわさはまた一介のカモに戻りまして、これから心屋さんや教祖さんたちの行く末を、遠くから見ていようと思います。


人にはそれぞれの正義があります。たとえ別の人の視点からは間違っていようとも、非難されようとも、それを引き受けてなお自分を貫くことです。

その強さを持てた時、初めてカモは肩のネギを下ろすことができるのではないでしょうか。
 
ネギとは、誰かや何かに依存する心です。


たこわささん、ご卒業おめでとうございます。

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