◆全てを吐き出しているブログたち


こんにちは。今日は寒さが緩んでほっと一息ですね。

さて、今日はだらだらした無駄話(前置き)はやめていきなり本題です。

突然ですが、以下の二つのブログをご紹介させてください。以前からぜひ紹介したいとずっと思っていたのですが、なかなか時間が取れず今日になってしまいました。


まずは、実は私のネッ友でリア友、まあちゃんのブログ。



当時の私は34歳。
自分で選んだはずなのに、家庭も子育ても仕事もいまくいかない八方ふさがりの日々。
まさに人生の岐路。
そろそろ、オバサンにさしかかろうとしているのに、社会的に全く成功せずに、マミートラックで底辺産業に従事していることが納得できなくて「こんなはずじゃなかったのに」とか「就職超氷河期時代に新卒カードは金融機関だったのに」という謎のプライドと勘違いをこじらせ「何者かにまだなれる」と心の底では思い込んでいたのです。

今思うと本当に恥ずかしいし、お前馬鹿かと自分に言ってあげたいです。

そんな中、東京からちょっと有名な人物が移住してくる。ネットニュースでも取り上げられ、地元メデイアにも取り上げられてる「凄い人」が勉強会を開催している。という情報を得、藁にもすがる気持ちで会いに行き、そして実際にお会いすると非常に礼儀正しく常識をお持ちなんだなとと好感度がもてたので、すっかりお近づきになりました。(ネットでは批判が凄かったのですが)

全文はこちらから→これで私はブロガーをやめました


私も年末にイケダさんに関して総括する記事を書きましたけれど、まあちゃんも続いていたんですね。
当時34歳かぁ。若いなぁ。
もうそんな前の話だっけ?


思えば私も彼女と知り合った頃はまだ30代だったので、結構前の話になっちゃうんですね。

私と彼女の共通点は、当時高知にやって来たイケダハヤトさんに感化されてブログを書き始めたところ。彼女の方が私よりもっと早かったかな。

イケダさんに冷め始めたのはどちらが先かは分かりませんが、多分だいたい同時期です。
「あの人なんかおかしいね」ってお茶飲みながらお話ししました。

私よりもまあちゃんの方がイケダさんにもブログにもガーッと勢いよくのめり込んでいましたが、それは彼女の方が私よりも年齢的に不安定で、日々の生活や人生、現状に対する焦りが大きく、書いて吐き出したい思いが大きくて重たかったからでしょうね。


35歳前後は男も女も「私の人生このままでいいのかな」って、迷いが生じてしまう年齢なんですよ。
そこをうまく乗り越えられる人もいるけど、自分を持て余してしまって転職したり離婚したり不倫したりしちゃうお年頃。私は第二の思春期と呼んでます。





「私はバカだった」と当時を振り返って書いているけれど、ブログ書いて鬱憤を発散できたのだから、彼女はうまく第二の思春期を乗り切ったんだと思いますよ。


思春期の子供に親が何を言っても話が通じないのと同じで、第二の思春期真っ只中の大人にも周りが何を言っても無駄ですから。
だって自分を持て余していて混乱しているんだもの。心の中散らかり放題で、きく耳も散らかった荷物に紛れてどっか行っちゃってるのに他人の話なんか入ってくるわけないですよ。


けど、思春期はその時期を過ぎると沸騰してた頭がすぅーっと冷めるんです。
一番の薬は時間の経過。

まあちゃんも「あれっ?私何してたんだっけ?えっと、寝てた?夢見てた?」くらいの勢いであっさり現実に目覚めてからは、寝てた間にしてたことはコロッと忘れたように仕事に打ち込み(昇進したんですよ。偉いと思う)全くブログを書かなくなっていましたが、最後に「あの頃のバカな自分」と向き合うために書いたんですね。


ブログはアカウントごと消して、全部「なかったこと」にして逃げても良かったのにね。
それをしなかったのは、向き合うことで次に進むためだと思います。

ブログを書かずにいた1年間、恐らく彼女はずっと散らかってた自分の頭と心の片付けをしていたんです。
そして、捨てるものは全部捨てて、必要なものは別の場所に移し、荷物を全て運び終えたがらんどうの部屋の掃除を終えたんですね。

彼女が最後に書いた記事は、引っ越し前の床掃除。


「ほんと、この部屋にもお世話になった。ここに居た頃はあんなことやこんなことがあったなぁ。ありがとう。バイバイ」


最後に部屋の隅っこにたまってた思い出もちりとりで掻き出して、記事は更新したけど第二の思春期部屋の契約は更新せずに出て行った。
彼女はもう帰ってこないでしょう。さよなら、ブロガーまあちゃん。



さて、お次はこちらのブログです。

元心屋信者だったというたこわささんのブログ「信者と書いてカモ」

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たこわささんは、読者の方から頂いたメッセージをきっかけに知りました。

「ユキさんのブログのリンクを貼ってもよろしいですか?」と丁寧なメッセージをくださった読者さんのブログはこちらです→【啓蒙活動】スピリチュアル詐欺の実態を広めよう


私のブログをご紹介くださった記事の中に、たこわささんのブログも紹介されており、面白そうだなと読みに行ったらツボりましたw

彼女は心屋仁之助さんにハマって大枚叩いてセミナーに通い、信者たちのお茶会にも熱心に集い、気付けば借金が100万円もできてしまったそうです。


どんなにイケハヤさんにそそのかされても頭がイカれていても、絶対に仕事は辞めなかったし実名顔出しもしないで逃げ道を死守していた上記のまあちゃんと違い、たこわささんは仕事を辞めてスピリチュアルでキラキラ起業しちゃったというんだから、黒歴史の闇と傷が深いですね。


私もまあちゃんと一緒で、ブログ飯もキラキラ起業もしっかりちゃっかり逃げ道用意しながらのチャレンジでしたが、そういったずる賢さと図太さはやはり私たちが子育てしてるおばちゃんだからでしょうか。

まだ若くて失うものが何もないと考えている人ほど保険かけずに無謀な綱渡り始めちゃうんですよね。



いやいや、掛け捨てでいいからかけとこうぜ、保険!


せめてつけとこうぜ、命綱!

って言いたいんですけど、「人生をかけたチャレンジにリスクはつきもの」とか大真面目に言っちゃってるから怖い怖い。そういう人たちって目もイっちゃってますから本当に怖いです。
生放送でアキラ100%が失敗しちゃうくらいアブナイです。


さて、そんなたこわささんのブログですが、貴重なご自身の失敗談を、軽快な筆とユーモアに乗せて面白おかしく綴ってくれるものだから、笑っちゃいけないんだけど読み物として面白いのでブフーッ(≧∀≦*)っと吹き出しながら全記事楽しく読んじゃいました。

たこわささんの文章には随所に文才が光っています。
全て吐き出したら消えると仰ってますが、本当に消えてしまうおつもりでしょうか。これから先も引き続き彼女の文章を読めなくなるのは残念でなりません。



私が特にお気に入りの記事がこちら↓

私の人生の中で心屋さん時代は輝かしき黒歴史ですが、調子に乗ってスピ系メニューなぞやらかさなければ、ここまでダメージ食らわなかったろうなと思います。

誰でも気軽に参戦でき、うまくハマれば簡単にお金になるスピ系キラキラ起業ですが、個人の体験から言いますと冗談抜きで頭がおかしくなるからやめとけ。

学生時代のバイトも含めて色々な仕事を体験してきましたけども、スピ絡みのキラキラは二度とやりたくありません。
フツーにしんどすぎるから。
しかも普通に働いていれば感じることもないであろう、なんか別のストレスが常にかかってきて、じわじわと感覚が狂っていきます。

痛む胸と頭を抑えつつ、当時の自分の"おかしかったところ"を振り返ってみたいと思います。
人のことは好き放題言えるけど、自分の過ちをネットでばらすのは辛ぇwww

・劣等感が一気に謎の万能感に変化
上からお引き立ての法則により、自分のところにも下層ガモさんたちが集まってきます。
「ファンです!」「大好きです!」「ステキです!」などの軽い言葉を投げかけられているうちに、元々あった強い劣等感が一時的なショックで「私って人気者」という勘違いに一気に変化。

同時になけなしの「自分の立ち位置を客観的に見る能力」もほぼ麻痺してしまうので、めっちゃ限られた範囲内での人気者()でしかないのに「おまえ頭高くない? 我、たこわさぞ? ん? ん?」みたいな態度で日常生活も過ごしてました。
よく職場でいじめられなかったものだ…イタすぎて避けられてただけかな_:(´ཀ`」∠):_


全文はこちらから→キラキラスピのアレコレ


記事のなかで、キラキラ中のブログは嘘を書いていたとありますが、やっぱりそうなんですね。

普通に考えてそうだろうなとは思ってましたが、やはり実際にやっていましたという方の告白を読むと、キラキラ起業女子やスピリチュアル女子の実態がいかに嘘にまみれているか裏付けられますね。

実際の自分は家賃を払えるかどうか不安で、生活も精神もギリギリなのに、「今日も奇跡が起きて幸せいっぱい♡」のブログを毎日更新しなくちゃいけないって本当に辛そう。

全部の記事が興味深くて面白くて、なるほどと思わされます。


そして驚いたことに、たこわささんのブログにも私のブログがリンクされていると最後の最後に気がつきました。
心屋さんの記事から順番に読んで、一番最後に「はじめに」の記事を読んだからです。

たこわささんが「信者と書いてカモ」のブログを立ち上げたきっかけは、私が書いた記事「高額セミナーやコンサルの被害に遭われた方や、お友達がどハマり中で心配な方へ」を読んだことだそうです。

詳しくはこちらの記事をどうぞ→ブログを立ち上げたきっかけ


あぁ、そうでしたか。
ありがとうございます。


私は心屋仁之助さんについてはほとんど何も知りません。子宮委員長はるとつるんでる胡散臭そうなオッサンという程度の認識です。
ブログにも心屋さんのことは一度も書いたことがないので意外でしたが、きっと私が書いてきた子宮系やキラキラ起業なんかと心屋界隈も、基本的な構造は同じなのでしょう。


たこわささんが私のブログを読んでくださって、そして「信者と書いてカモ」を書いてくださった。

たこわささんの正直な告白を読んで、さらに多くの人が目を覚ましたり、勇気を得て「悔しい思い」や「バカだったと恥じる気持ち」を発信できるようになれば私も嬉しいです。

ネットの中の小さな声も、集まれば大合唱団ですよ。

みんなで歌いませんか?