◆自分が被害にあったら声を上げ、お友達がハマってしまったら腹を据えて見捨てるべし


おはようございます。今日の高知県は雲がおおいつくす曇天です。

さて、前回書いた記事(なぜ真面目に生きてきた人々が金の亡者に騙されるのか)の反響が大きく、ブログ読者の皆様から何通かのメッセージを頂きました。
返信先のメールアドレスを書いてくださっている方々にはお返事差し上げておりますが、返信できない方にはお返事のしようがございませんので記事にすることにしました。


私はかつてハンドメイドをきっかけに、キラキラ女子起業と言われる世界に片足を突っ込みました。
ハンドメイドセミナーの招致もしました。
ハンドメイドとはジャンルの違うものですが、10万円を超える高額ビジネスセミナーやプロブロガーのイベントにも参加しました。

そこで実際に自分が見聞きしたことを元に自分が感じた違和感、体験したからこそ気が付いたセミナービジネスの矛盾と、構造のおかしさを突いて批判記事を書いています。


子宮系の批判も展開していますが、これは私が学生時代から親しくしてきた友人がハマったからだけではありません。
キラキラ起業の世界で繋がりを持った女性たちに子宮系を支持する人が少なくなかったからです。


ハンドメイドと子宮系なんて、全く関係ないものだと思われるでしょう。
私もそう思っていましたが、私がセミナー講師として招いた方がハンドメイド作家(服作家)&スピリチュアルヒーラーを名乗っていたからでしょうか、その先生のファンにはスピリチュアル好きな女性が多かったのでしょうね。

先生を通じてFacebook友達になった方々が子宮系教祖である藤本さきこ、小原綾子、山村沙織あたりのブログ記事をいいねしたりシェアしたりすることが頻繁にあったため、よく目に触れていました。


つまり何が言いたいかというと、私がブログに書いているのは実際に自分が経験したことと身近に起こったことについてなのです。
よく知らないことについては書けません。


日頃から私と趣味(ネットウォッチ)を同じくしてるFacebookやTwitterのお友達からちょいちょいメッセージやリプライで「ゆきさーん、こんな人がいますよー」と教えていただいたりして、一緒にニヤニヤと観察したり笑いあったりしているのですが、


「こんな人が居ます。詳しく調べて記事にしてください」


「私はこの人のセミナーに参加して騙されました。だからこの人についてもゆきさんに書いていただきたいです」


「私の親しい友達がこの人にはまってしまいました。目を覚まさせるためにゆきさんに記事を書いて欲しいです」



と、言われましても正直困ってしまいます。


なぜなら、私は裁きの代理人や復讐の代行者ではありません。ジャーナリストでもありません
自分が被害にあったわけでもなく、よく知りもしないことについて「ブログにメッセージをくださった方がこんな風に言ってました」と不確かなことを書いたら、私は記事で取り上げた人物に対してただ「いいがかり」をつけていることになります。


お力になれなくて申し訳なく思います。


コンサルやセミナービジネスはグレーな商売で、悪質ではありますが違法ではありません。
また、内容が金額に見合う価値があるかどうかの判断も非常に難しいものです。

ですが、もしご自身が「価値のないものに高いお金を払わされた」「人生に迷い心が弱っている時に、いいように付け込まれた」と感じ、被害に遭ったと思われる方は勇気を持ってご自身で声をあげてください。


文章を書くのが苦手でも、実際にセミナーに足を運んだからこそ書けることがあるはずです。それが読む人に対する説得力になるのではないでしょうか。


実名が公表できなくてもいいのです。
ブログやTwitterは匿名アカウントで発信ができます。
あんな人に引っかかって悔しいと感じる自分自身のためだけでなく、かつての自分と同じように、現状を変えるために何かに縋(すが)りたい気持ちでいる人たちのために書いてください。



セミナービジネスの被害者はまるで性犯罪被害者のようです。
悔しい思いをしているのに、黙して語ろうとしません。


詐欺の被害にあったと警察に動いてもらおうにも、数千円〜数万円程度の額では相手にされないでしょう。

「騙された君にも落ち度があったんじゃないか」

と、逆に責められるかもしれないと思うと怖いですよね。


民事裁判に訴えてやりたくても、騙し取られた以上のお金と膨大な労力がかかると尻込みします。

人生をやり直したいのに、周囲の人たちにお粗末な詐欺師のカモになったと知れるのは恥になると考えて、それなら黙って居た方がマシだと思ってしまいますよね。

ですが、そうやって被害者が黙っていることで、加害者はのさばるのです。



匿名であっても相手をネット上で告発することができない場合は、せめて消費生活センターの相談窓口に相談をしてみましょう。

こちらから→消費者ホットライン


私にメールを送るよりも消費者トラブルメール箱にメールをしてください。
一人一人の声は小さくとも、大勢の声が集まればいつか必ず行政も動き、インチキコンサル業界に対し一定の規制がされるようになるはずです。

こちらから→国民生活センター 消費者トラブルメール箱



そして、お友達が子宮系や胡散臭いビジネスコンサル、占い師などタチの悪い教祖に心酔してしまい心配だという方は、とても辛いことですが見捨てるしかありません。


これは、私も友人と全く話が通じなくなってしまったことで、このように考えるようになりました。

彼女たちの子宮系や胡散臭いビジネスコンサルへの依存は、アルコール依存症やギャンブル依存症と同じような依存の病気なのではないかと。


アルコール依存症やギャンブル依存症には治療法がありますが、本人に治療の意思が全くなければ治療することはできません。無理やり病院に連れて行ったとしても逃走されるだけです。

まずは本人が自分のしていることは異常であると自覚し、変わりたいと願わなければどうにもならないんです。


「依存」の世界では「底つき」と「気づき」というのがあり、そこに到るまでには患者が何をやっても家族は一切無視しなければなりません。
本人がいよいよ自分のダメさを自覚して、「立ち直りたい、克服していこう」という意思を持つまで無視しなくちゃいけない決まりなのです。


大切に思う相手が道を踏み外していると思う時、手を引いて元いた道に戻してあげたいと思うのが人情です。
子宮系は不気味ですし、何もかもが手遅れになる前に一刻も早く救い出してあげたいと思ってしまいますよね。

家族が、あるいは仲の良かったお友達が、それまでの友人知人に見限られ、職を失い、お金も教祖たちに吸い取られ、ついに親類や家族にまで縁を切られる様をただ黙って見ているのは辛いことです。



ですが、ここは根性入れて見捨てましょう。
それが最終的には相手のためになると信じて頑張ってください。



参考になる事例として、カミサマ(加美 大輔)の弟子である伊井 沙也香(通称 るー)さんをここで取り上げてみたいと思います。

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カミサマの弟子では、以前わだゆきこさんをとりあげました。

わださんはその突き抜けたキャラクター性と浅はかな言動が大いに笑えたため面白おかしく記事にさせていただきましたが、一方でわださんと同時期に1000万円払って弟子入りした伊井 沙也香さんについては全く笑うことができません。

彼女のFacebookやブログを遡ると、あまりにも悲愴すぎて本日の曇天以上に暗澹(あんたん)たる気持ちにさせられるからです。


彼女は2015年、Facebookを公開しブログを始めた時点で、子宮委員長はる、藤本さきこ、あげまん道ちゃみに入れあげており、その後も山村沙織、田淵華愛(子宮系手相鑑定人)、岡田哲也(はるの元夫)などなど、ありとあらゆる子宮系教祖に傾倒しています。

カミサマの弟子になる以前からこのような状態だったので、ブログにも友人知人が離れてしまったことや、心配されていること、ご主人に怒られていることなどが2年前の時点で書き綴られています。


彼女が子宮系に傾倒することになった元々の原因は、ご主人の浮気による夫婦関係の亀裂に悩んでいたからのようなので、それについては大いに同情します。
しかし、この節操がないと思えるほど「師匠」を乗り換え、子宮系教祖を次から次へと渡り歩いているのは一体どうしたわけでしょう。


2015年の段階では藤本さきこさんやあげまん道ちゃみさんに入れあげていたのに、2016年になると全く登場しません。
「なんか違う」と思ったから離れたのでしょうが、子宮系の教えそのものに疑問を抱くのではなく、「あの人は偽物だった」と考えたから、ただ信じる教祖を乗り換えただけなのでしょう。
コンサル&セミナービジネスをするような人たちに本物も偽物もありません。
子宮系は教義もおかしいですが、セミナービジネスは構造そのものがおかしいのですから。


でも彼女はそこに疑問を持たなかった。


だから、その後カミサマというイカサマ師に出会ったのが運の尽き、という訳でもないんですよね、彼女みたいな人の場合は。

彼女は加美大輔氏と田村隼人氏に骨の髄までしゃぶられるのでしょうが、カミサマに出会わなかったとしたら他の教祖たちに食い尽くされただけの話なのです。


伊井 沙也香さんはこれまでに何度も友人から心配され忠告もされ、元旦那さんとは話し合いを重ねた末に離婚することになり、その結果として家と子供たちを失い、郷里に戻ることになって実家の親に叱責されてなお目を覚ましていません。


パートナーや子供さえ無視して「私が幸せでいることがみんなの幸せ」だと、自分のことだけを優先させるご自愛のへ理屈は間違っています。

様々な事情があり「どうしてもできない」のではなく、ただ「自分がやりたくないから」という理由で子供の食事の支度すらしない親は人間じゃありません。


彼女は今年の夏にいよいよ離婚し、家を追い出されてから明らかに情緒不安定なので、もしかしたら心のどこかでは疑問に感じているのかもしれません。

子宮の声に従い、女性性を解放し、自分の欲と向き合い、カミサマにビジネスの教えを請い、どれもこれも「幸せになりたかった」から始めたはずだったのに、現実の彼女には仕事もなく、お金もなく、家族も失くし、愛してくれる男も現れず、「淋しい」「居場所がない」と一人むせび泣いている。


様々な活動を通じて出会った同じ感覚を共有できる本当の友達や、愛を渡してくれる師匠たちがいるはずなのに、どうして淋しさに耐えかねてしょっちゅう号泣してしまうのでしょう。
おかしいですよね。。。

滑稽な愚かさではなく悲しい愚かさを見せつけられて、こちらとしてもただただ暗い気持ちになります。



彼女はどん底に落ちたようでもまだ気が付いていないので、「底つき」のためには底が割れて二重底のさらに奥へと落ちていかなければならないのでしょう。



これが「依存」という病気の人なのです。



私がこのブログに何をどう書いたところで、すでに病気になっている人は救えません。
私のブログは病気の「治療薬」にはならずとも、「予防接種」くらいになっているなら嬉しく思います。

せっかく「ゆきさんに書いて欲しい」と期待を寄せていただいたのに、お応えできなくてすみません。