◆自滅するカリスマと信者たち

おはようございます。話が脱線して書いた電車の痴漢の話が結構ウケてて気を良くしている土曜の朝ですが、セミナーの話に戻ります。

今回セミナーの実態についてあれこれと書いてみて気がつきました。一連の記事には反響がありハンドメイド作家の方々からもコメントやメッセージをいただいたのですが、私が高知にお招きしたコンサル先生はじわじわと嫌われているようですね。

まあ、あれから2年も経ってますし、メッキが剥げてきちゃったのでしょう。


未だに「センセイは素晴らしい!私のメンターです!センセイは本物です!」

と一生懸命ヨイショに励んでいる一部の信者たちは、同じ穴の狢(むじな)同士で盛り上がり、信者以外の人たちからは冷ややかな目で見られています。


もうずっとコンサル先生の動向は目に入れないようにしていたのですが、今回一連の記事を書くにあたって久しぶりにまだ濡れ手に粟でセミナービジネスをしていらっしゃるのか、動向を調べてみようとコンサル先生の名前で検索をかけたところ、名前を打ち込んだだけで出てくるサジェスチョンがまあ、ひどいこと。

上位表示が「嫌い」」「胡散臭い」「批判」「信者」「2ch(2ちゃんねる)」とネガティブワードのオンパレードなのですからびっくりします。
きっとそれらの言葉と組み合わせて検索する人が多いのでしょう。


「あの方、今はハンドメイドセミナーじゃなく、新しい本を出してこんなセミナーしてるんですよ」というタレコミ(?)も数件寄せられましたが、彼女のハンドメイドセミナーにはすでに需要がなくなってしまったのか、今は主婦相手に「好きなことで無理せず自立する」とかいう自立セミナーとやらに力を入れてらっしゃるようですね。
本人がずっとご主人様の経済力に依存して生活してこられた主婦なのに、堂々と自立を説くとは謎すぎて、その謎の深さと闇の深さに私などはただ圧倒されるばかりです。


「売れっ子ハンドメイド作家」も自称に過ぎませんでしたが、「やっぱり実力も実績もないのにセルフプロモーションの上手さだけで世間に自分の姿を誤認させ、本まで出した先生はすごいな」と、改めてその手腕には感心させられました。
低い技術力とないに等しい専門知識でも、プロを名乗り堂々としていられることもすごいのですが、それ以上に私がすごいなと思わさせられたのは、ご本人には決して世間を欺こうという邪念はなく、本気で自分をすごいと自分で信じているところです。


これは何もハンドメイドの世界に限らずなのですが、世の中には「自分は特別な人間なのだ」と根拠のない万能感を揺るぎなく持っている方々がいます。
こういう人ってリアルなお付き合いの場では、普通は相手にされません。

本当に実力と実績があり、仕事のできる人や人間のできた方は謙虚である と、私たちは経験から知っています。


自信たっぷりに自分で自分を褒め称え、他人にも自分を特別な人間だと認めさせようとする人は、話するのも不愉快だし相手をするのもバカバカしいと、リアルな付き合いでは誰しも敬遠しますよね。
なのになぜかネットの世界ではそうした人たちが目立って、人気とお金を集めるのだから不思議です。まあ、かくいう私もネットで大声を上げている人たちの釣り針に引っかかった雑魚の一人なのですから、笑えませんがw


けれど、そうやって集めた人気が持続するのかといえば、どうもそうではないようです。常識と良識の持ち合わせがあれば「この人の言うことはなんだかおかしい」と嫌でも気づいてしまいます。

メッキの輝きが鈍くなるのは早いのですね。カリスマやその信者たちは自分たち自身でせっせと墓穴を掘っていて、私が背中を押して突き落とそうとせずともやがて自ら足を滑らせて穴に落ちるのだということが、よく分かりました。