◆歴史は繰り返す

忙しかった5月が終わって気が抜けたせいか、朝晩の寒暖差が激しいせいか、親子共々体調を崩しておりました。皆さまはお元気でしょうか?

さて、おかげさまでセミナーについて書いた記事は多くの方々にお読みいただきました。ありがとうございます。
まだ書いていないこともございますが少々飽きてきましたので、今日は違うお話をします。


日頃私が動向を注目しております子宮系ビジネスですが、なぜ気になるかと言うときっかけは長年の友人がハマったことでした。
また、一時期つながりのあったキラキラハンドメイド作家およびキラキラ起業女子の方々が子宮系のブログをせっせとシェアして下さったおかげで嫌でも目に入り、次第に詳しくなってしまい、その突き抜けた荒唐無稽さがもはやエンタメで観察をやめられなくなってしまいました。


ただ、それだけではないんですよね。
なんだが子宮委員長はるに私は懐かしさを覚えるし、この子宮系のブームも「あー、こういう感じのブーム前にもあったな〜」と既視感があります。
皆さんは覚えておいででないでしょうか?
10年ほど前に一斉を風靡した「小悪魔」を。


小悪魔Agehaというキャバ嬢向け雑誌が売れに売れたり、若くて可愛い女の子には必ずと言っていいほど小悪魔という形容詞が使われたり、雑誌で特集が組まれたりして「小悪魔」にスポットライトが当たってましたが、当時小悪魔ブームの火付け役と言われたのが蝶々さんでした。




何を隠そう私はこの蝶々さんが大好きだったのです。
どのくらい好きだったかと言うと、ファンクラブ(あったのか?)には一度も入ったことがなく、彼女に会うために有料のトークイベントやセミナーにも一度も足を運んだことがなく、メルマガは当然登録したことがなく、ブログすら読んでなかったくらいの距離感で好きでした。


いや、ファンとは名乗れないかもしれませんが、本当に好きだったんですよ彼女の書く文章が。
当時彼女はベストセラー作家で、テンポよく次から次へと新刊が発売されており、ロングセラーの棚にもベストセラーの台にも新刊コーナーにも彼女の本が積み上がっていました。新刊の発売前には女性の方からのお問い合わせが多く、その人気ぶりがうかがえました。
そのころの私は書店で働いていたので、私も蝶々さんの新刊が出るたびに買い求め、楽しく読んだものです。


彼女の文章は軽快で、明るくポジティブで、誰のことも悪者にせず、女性の悩みをうまく救っていて、読むと気持ちが良くなったんですよね。
当時の私は人生が思うようでなく厳しい生活をしていて、生活にも心にも余裕がなかったですから、荒んだ生活の中で蝶々さんの文章を読むことは大きな楽しみであり慰めでした。


そんな大好きだったはずの蝶々さんでしたが、いつしか本も処分し新刊も読まなくなってしまったのは、いくつか理由があります。
彼女がスピリチュアルに傾倒しすぎて「私は天女」だとか何言ってるのか分からなくなってきたり、私の人生にいろいろと変化があって本による気休めを必要としなくなったのもあるけれど、最大の理由は彼女が繰り返し同じことばっかり書いてていい加減飽きたせいです。

彼女に飽きたのは私だけではなかったようで、やがて小悪魔ブームは終わり、蝶々さんの姿は雑誌などのメディアから姿を消し、それと共に彼女の本も書店の本棚から消え、その存在も少しずつ忘れられてゆきました。


ブームというものはいつかは終わるものだけど、蝶々さんが飽きられた上に全く売れなくなってしまったのには訳があります。
それは、彼女には嘘が多かったこと。「モテ」と「小悪魔」を自称していましたが、実は全くモテる女性でも小悪魔キャラでもなかったのです。
本当の彼女がどんな女性であったかについては、彼女を実際に知る人たちがブログを書いたり2チャンネルに書き込んだりしてあばきたてました。嫌われ者だったのでしょうね。

私は彼女の文才が好きだったので、本はノンフィクションということにするから問題になるのであって、フィクションとして楽しめば良いと考えていましたが、それでも本を売るためや商売(開運グッズの販売や有料メルマガ、トークショーへの集客)のために嘘をついていたのかと思うとがっかりしました。


ただ、彼女の実態を知る前から彼女の写真と動画で見る姿が全然違うことや、喋り方も自称キャラの印象とは違うこと、「結婚して子供を産む」と言っていたのに全然実現しないことはおかしいと思い怪しんでいました。

当時ananなどの雑誌にも載った蝶々さんの写真がこちら↓


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彼女が映った動画は削除されて1つも残ってませんでしたが、テレビに出た時の写真がこちら↓

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同一人物に見えませんねw
本物は自分で小悪魔と言っていいような美女にも見えないwww
こういうフォトショ職人さんの技を見ると、私みたいな素材でも絶世の美女風写真が捏造できるんじゃないかって勇気と希望が湧いてきます。


さて、蝶々さんの話が長くなってしまったので、子宮委員長はるについてはあっさり済ませますが、彼女も蝶々さんと同じで自称モテキャラなのになぜか彼女を心から愛しサポートするパートナーは現れず孤独な生活を送ってます。
「ゲスな女は愛される」と豪語しているのに不思議なのですが、どうして「子供が欲しい」とさえ思っていた不倫相手には振られ、仲良しのはずだった夫には3年足らずで子供を連れて出て行かれ、夫と別居してすぐにできたはずのセフレは一瞬で見当たらなくなり、大好きになってしまった彼氏には2ヶ月で逃げられたのでしょうか?

どうしてなのでしょうね?全てを教え導いてくれる子宮の持ち主なのに不思議で仕方がありません。


また、ブログや著書ではとても可愛らしい写真をいつも掲載していらっしゃるのに、写真と動画で見るのとでは同一人物に思えないほど違うのは、これもどうしてなのでしょう?

本の表紙にもなった写真がこちら↓

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動いている姿はこちらの動画でどうぞ↓



あらら。これが同一人物だとは。。。

芸能人と並ぶとお顔の大きさと体型の違いが際立ちます。
こういうのを公開処刑というのでしょうか?

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近頃トークイベントでは着物ばかりお召しのようですが、着物は一般的な日本人らしい大きな顔とずんくりした体型に一番似合う服装ですし、特に30歳をすぎた中年女性にとっては一番美しく見える服装だと言っても過言ではありません。
ファンの期待を裏切らないために努力されているんだなと思います。


蝶々さんは途中から小悪魔キャラを脱しようと必死になっていましたが、いつまでも小悪魔が通用しなかったのはご本人が歳をとられたからというのもあるかと思います。
それはそうです。女性がモテを自称してそのキャラが一般にウケるのは若いうちだけなのですから。
小悪魔も歳をとったらただの人。オバサンになってまだ小悪魔なんて言ってたら気持ちが悪いだけだということを、ご本人もよく承知してらしたのでしょう。賢いと思いますよ。

もうすでに30歳をすぎた「子宮委員長はるちゃん」はこれからどうなさるんでしょうね?


小悪魔ブームが終わってしまったように、今は注目されている子宮系もあと10年すれば過去へと押し流されて「あー、あったね〜、そんなの」という話になるのでしょう。

けれど、きっとまた蝶々さんや子宮委員長の跡を継ぐ若い女性(カリスマ)が彗星の如く現れます。
「小悪魔」だったり「子宮」だったり、掲げるテーマは違えども女の欲望を体現する生き様を見せ、今を生きるのがしんどい女の子や女性たちの救いとなるような言葉を紡ぐのが上手な誰かです。

一見カリスマに踊らされているように見えて、世の女たちはそうやって次から次へと自分たちの欲望を映す誰かと何かを求め続け、憧れを乗り換えていくのでしょう。