■ハンドメイドのワンピース

今日は汗ばむほどの陽気でした。あと1ヶ月で今年も終わりだとは信じられないほどの暖かさです。
冬が来ている気がしないので全くクリスマス気分も年末気分も盛り上がりませんが、早々と今年を振り返ってみました。


私は性格が歪んでいるわりには人を見る目がなかったり、しばしば間抜けなことをやらかしたりしているので、夫に「あなたはそんなんでよく一人で海外生活できたね。本当にロンドンで一人暮らししてたの?」なんて言われていますが、まあ人生なんとかなるものです。

異性同性年齢人種を問わず、私のことを心配しせっせと世話を焼いてくださる周囲の方々のご好意に厚かましく甘えることで無事にここまで生きてきました。
 

私は他人のイタさも笑うけれど自分のイタさも公開して笑える図太さがあるので、イタイ経験は毒漫画のネタにして回収します。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ



さて、今年も「私イテェな」と思うことがイロイロとあったわけですが、中でも今年一番後悔した買い物について振り返ってみたいと思います。

もう今では一歩身を引いた立場から眺めているハンドメイドの世界ですが、 今年の前半まではまだあれやこれやと仕事にしてしっかり関わっていました。
どうして身を引こうかと思ったかというときっかけはいくつかあるのですが、その一つがハンドメイド界では著名なハンドメイド作家さんの商品を実際に買ったことです。

その方はセミナーをしたり本を出版したりとご活躍中で、主婦作家のカリスマ的存在です。私も彼女の存在を知りブログを読んだ時には「いいことをいう方だ」と思い、その主張には共感しました。

けれど、注文から何ヶ月も待って届いた商品(手作りワンピース)を実際に手に取り驚愕。



な、なんじゃぁこりゃ?Σ( ̄ロ ̄|||)



デザインについては好みの問題ですから言及はしません。だけど私の体型を知った上でのオーダー品のはずですが、全く服が私の体に合っていない。全体にオーバーサイズで、どこもかしこも大きすぎるし太すぎるのです。

とても着て出かけられるようなシロモノではないので、作り直してもらうため知り合いの服飾作家さんの元へ駆け込んだところ、


「見る限りこの服を作った方は、服を作るための基本的な知識や技術が無い方だと思われます。依頼主の体型に合わせて大きさやデザインを調整して作ることができないのでしょう。」


と苦笑い。 


確かに服作りに関しては独学だそうです。しかしそれでデザイナーやらプロを名乗るのはいかがなものでしょうか?

だから「ハンドメイド作家」はプロの職人にバカにされるんだと分かりました。だってそうでしょう?所詮はスキルがない素人のおままごとレベルの人たちが気取っているのですから。


ブログやSNSで情報発信することで作品の付加価値を伝えたりファン作りにつとめるのは、それ自体は間違ったことではないでしょう。
素人の手作り品でも、既製品より安く、価値に見合った価格で売買するなら誰も文句は言いません。

しかし実際にはその価値がないものを、まやかしの付加価値をつけて高値で売りつけるのはおよそ真っ当な商売ではありません

ネットでファン作りだとかいう前に、物作りでプロを志すならまずは知識をつけて技術を磨き、価値あるものを作る ことです。

元々の商品代金にお直し代までかかってイタイ買い物でしたが、そのことに気づけてよかったです。

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