■本当に幸せな人はブログとFacebookしない

日中の日差しはまだきついのに、朝晩の冷え込みは震えるほどですね。娘にコタツを出してくれと言われていますが、いやいやコタツはいくらなんでもまだ早いでしょ。


今日も初めてお会いした方から「小笠原さんてあのブログ書いてる小笠原さんですよね?」と聞かれて、「はい、そうです。」なんてお答えしたのに、ブログの更新が滞り気味ですいません。 

近頃は毎日更新しなくても幾つかの記事がGoogle先生に気に入られており、検索から読みに来るので何も書かなくても毎日数百人は読みにくるんですよね。
書いても書かなくてもPVも収益もあんまり変わらないってモチベーション下がりますね〜。でも細々とでもブログは続けますよ。だって私は文章というものが好きだから。

最近になって気がついたのですが、私とかもう40歳過ぎの中年じゃないですか。
ここまで歳とると新しいことって出来ないんです。始められるんだけど他人より上手にはならないし長続きしない。
子供の頃から無意識的に好きで、飽きずに続けてきていつしか習慣化したことしかこの先も続けることはできないと思われます。


私がこうしてたとえダラダラとでもブログを続けているのは、私は本が大好きで、いつも読書をしていて、飽きることなく文章に親しんできたからです。
ブログって誰でも始められるんだけど、続けられる人は少ない。
勇んで始めた人でも半年続かずに挫折する人が多いし、ひどいと数記事書いただけでやめてしまいます。あれって何故なのかなと思ってましたが、おそらく彼らはもともと文章が好きじゃないんですね。
私だって作るのが好きじゃないのでハンドメイドでものづくりは長く続けていくことができませんでした。なので気持ちはわかります。


さて、ここ数日ブログを書かずに何してたかっていうと、好きなことしてました。

本を読んだり、友達と会ったり、SNSで気の合う人たちとお喋りしたり、旦那さんとお出かけしたり、「好きなことで生きていく」ことを目指したばかりに色んな罠にハマって堕ちていく人たちをネットでヲチってぐふぐふしたり
←性格悪いねと充実しておりました。


まあ、要するにブログを書くより他にやりたいことがあったのです。
で、気がついたのですが、私のリアルな友人知人で仕事が波に乗ってて駆け回るほど忙しかったり、羨ましいくらいに幸せいっぱいでプライベートが充実しまくりの本物のリア充ってブログやFacebookしてないや。そんな暇無いから。



うわぁ、その理屈だとこうしてブログ書いてる私って…(/ω\) 



ってハナシなんですが、私はいいんですよ。自分は大した人間じゃ無い自覚があるから、リア充やセレブをハナから目指していません。


でも、それに気づくとブログやFacebookで私(俺)ってすごいんですアピールして、自分を商品化して商売してる人たちの薄ら寒いことと言ったら。。。


ほら、今流行りの女子起業とか趣味起業とかでよくわかんないセミナー講師や自称コンサルの人たちって、本当はお金無いのに高級ホテルでセレブ風なお仲間たちとお茶会←あれってめちゃくちゃ暇人ぽいよねしたり、本当は仕事がなくてスケジュール帳は真っ白なのに「今日はこれからコンサルです!」とか言って自撮りを投稿したりしてるんですよ。
PRのためにそういう風にしろってセミナーで教わるそうです。(薄笑)


夫婦仲破綻してても、「すべてがうまくいってて旦那様にも愛されまくりで大切にされてる幸せがいっぱいステキな私♡」が商品なんだから、本当のことは口が裂けても言えませんよね。
やたら夫婦円満アピールするのってまるで好感度ウリにしてる芸能人みたい。


プロブロガーさんたちも自分を商品化して生き方を売っていると、本当は退屈な毎日でも「俺は社畜じゃない自由な生き方をしてるから毎日めちゃくちゃ楽しい!!!!!」ってフリをして絶えずポジティブ装ってなきゃいけないし、大変だな。
もちろん腹くくってそういう商売してるのでしょうから立派だと思いますが、自分を偽って生きるってしんどいですね。気をつけないと早く死にそう。


そんなことを考えていたら、昔一斉を風靡したベストセラー作家の森瑤子さんを思い出しました。

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イギリス人の夫を持ち、ハーフの子供たちと都会的でステキでオシャレな生活をしているように装い、当時の女性たちの憧れを一身に集めた流行作家でしたが、50代の若さで癌を患い早くに亡くなり、死後に父親と娘からその生活が虚飾であったことを世間に暴かれました。

森瑤子・わが娘の断章
伊藤 三男
文藝春秋
1998-05



実は、イギリス人の夫は彼女が小説家としてお金を稼ぐようになると全く働かなくなり、彼女が稼いだお金を湯水のごとく浪費するDV夫に変わり、贅沢な暮らしを支えるために彼女は自らの姿を世間にいつわり猛烈に働かざるをえませんでした。
冷え切った夫婦仲と嘘で固めたイメージに自分だけでなく娘も心を病んで親子でカウンセリングにかかり、家庭は完全に崩壊。
そして若くして癌に蝕まれこの世を去るのですが、彼女の人生が嘘まみれで作品の世界とはかけ離れたものだったことに失望した世間は彼女の作品をも見放し、あれほど多作の売れっ子作家であったにもかかわらずやがて書店の本棚から彼女の本は消えました。


情事 (集英社文庫 143-A)
森 瑶子
集英社
1982-04





かつてはただの連絡網ツールだったはずの
Facebookは今や情弱をカモる魔窟 になりつつあります。








本当は何をやってるのか分からない人たちの嘘に騙されないようにしたいものですが、お金を稼ぐためとは言え自ら己の姿を騙して生きる罠にも陥らないようにしたいものですね。