■買い物には感動が必要だから

先日東京で開催されたHMJ(ハンドメイドインジャパンフェス)、大盛況だったようですね。昨年と一昨年は遊びに行きましたが、今年の夏は忙しくなったのと先立つものが無くて行けませんでした。

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出店した知り合いの作家さんたちは、大いに刺激を受けて楽しかったと言ってました。全国から延べ5500組も集まったんだから楽しいよね。
ただ、会場には人がたくさんいても、見てるだけの人が増えた気がするって複数の方々が言っていたのが気になりました。


私も、もし今年も遊びに行けたとしても特に買いたいものや欲しいものは無いので見てるだけだったかも。最初から買い物する予定は無くて、財布の紐はしっかり締めておくつもりで行ったかなぁ。


見渡す限りの空間に1000を超えるブースがずらーっと並んでいたら、物の多さに圧倒されて何が欲しいか分からなくなりそう。。。


という理由もあるけど、何よりハンドメイド作品に見飽きてしまって、よっぽどのもので無い限り欲しいと思えなくなってきましたね。売られているのは似たようなものが多いので。

一昨年はまだ素人が作ったものだろうと何だろうとハンドメイド作品であれば何を見ても新鮮で楽しかった。
去年はハンドメイドブームに乗じてプロクリエイターがなだれ込んできたので、職人技やデザイン性の高さに感心するような作品が多かった。
だからつい財布の紐も緩くなっていろいろと買ってましたが、今年はだんだん見ているだけになりました。


そもそも「モノ」はもう十分持っています。雑貨やアクセサリーは必需品じゃ無い。
必要では無いものを思わず衝動買いするには、「これすごい!」って感動と、「これ欲しい!」って興奮が必要なんですよね。


何を見ても「すごい!」って思っていたのが、だんだん「これは珍しく無い」「これなら他の作家さんの方が上手だよなぁ」「似たようなものならあっちの方が安かった」「もう同じようなの持ってるし」と思うようになったのは、つまり経験値が上がって目が肥えたんだと思います。
それは私だけじゃなくて、買い手の人たちみんなが。


ハンドメイドは一昨年よりは去年、去年よりは今年と、作品がどんどん売れる人とちっとも売れない人の二極化が激しくなっているように思いますが、買い手の人たちの厳しくなる一方の要求に応えられる人たちだけが、今後も生き残っていくんだろうな。