■ゴミになる前提の服やアクセサリーはもう買いません

衝撃を受けました。

ファストファッションが世界をどう変えてしまったのかを知って。
私たちの買い物という人生の楽しみは、他の誰かの人生を台無しにすることで成り立っているのだということに。


先週の土曜日の午後、私は「ザ・トゥルー・コスト」という映画の上映会に出かけていました。


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結論から言うと、私はこの映画を観て本当によかった。


私にも身に覚えがあります。今でこそ田舎暮らしになり子供達の教育費にもお金がかかるようになって服は買わなくなりましたが、若い頃には着道楽だったのですから。 


あの頃の私は、服は沢山買っているのに、持っているのに、いつだって着る服がないんです。

首都圏に住んでいた頃はZARA、TopShop、H & M はお気に入りでよく買い物をしてました。ファストファッションと呼ばれるブランドの服は傷むのが早いので、サヨナラする(ゴミ箱行き)のも早い。


大切に着ようとは思えません。しょせんは数千円の服です。
丁寧に手洗いしてアイロンをかけたり繕ったり、あるいは頻繁にクリーニングに出してお手入れするよりも、さっさと着たおしてヨレヨレになったら捨てて、新しい製品を買う方が効率的で賢いのだと思っていました。

質の良い高い服でも古びたものより、安い服でもいつも新品を着ているほうが小綺麗に見えるし、手軽に気軽に流行を取り入れられてハッピーなんだと信じていたのです。


服だけではありません。アクセサリーや小物たちだってそうです。買い物をしている最中には欲しくてたまらず、家に帰るまではワクワクしているのに、家に帰った途端につまらなく思えてタンスにしまいっぱなしになるものがほとんど。

数百円〜数千円のアクセサリーは安いから、買うときに財布も痛まないけれど、捨てるときに心も痛みません。まあ、千円くらい惜しくないと思って買うんですけど、使わなくても惜しくない。



「先進国の人たちが着ている服は、私たちの血で出来ています」



どうか、そう訴えて「私の娘には同じ仕事をさせたくない」と涙する若い母親の声を聞いてください。ハートブレイキングです。

 

私は自分が着ていた服が血塗られていようとは、想像したこともありませんでした。

それ以上に想像したことがなかったのは、おびただしい量の布と服が腐敗したゴミの山です。
私は今まで、ユニクロでは気軽に服を買っていました。すぐに着なくなっても店頭に置いてあるリサイクルボックスへ放り込んでおけば、第3国の誰かの役に立つと思っていたからです。


それで寄付をしている気持ちになっていました


「寄付」や「支援」として送られた服のうち、実際に現地の人が利用できるのはたった1割で、残りの9割がゴミになっているとは知らなかったのです。
ただゴミを誰かに押し付けていただけだったのです。海の向こうの顔が見えない誰かに。相手が困っているとも知らずに善意のつもりで。


ごめんなさい。誰にあやまればいいのか分からないけれど、今までごめんなさい。


もうZARAやH&Mでは買い物しません。

私が好きなハンドメイドの世界。これも今やファストファッションの商品と変わらない作品(とも呼べない様なもの)だらけになっているのではないでしょうか。
需要(買い手)に対して供給(作家と作家志望の人)が増えすぎたせいで、特にここ1年の業界の変化は激しく、「売れる作品」の価格は下落傾向にあり、安値で売っても採算が合う様に、安い素材で手抜きで作った安っぽい商品が目立ちます。


それって「ものづくり」なんでしょうか?


大切に長い時間慈しむのではなく、すぐさまゴミになることが前提のものづくりや消費を正しいとは思えず、私はもうminne的なものを面白がって買うこともできません。


ものを作ること、売ること、買うこと、使うことについて、とても考えさせられました。

私は一人でも多くの人に、この機会にこの映画を見て欲しいのです。
次は今週木曜の夜19時〜、県立美術館ホールで上映会があります。
300席もありますから、時間が作れる方はどうぞ観に行ってください。

ファッションに興味がある人にも、興味を持っていない人にも、この映画は見て欲しいです。


詳細とお問い合わせはこちら↓(ゴトゴトシネマさんの FBより転載いたします)


ゴトゴトシネマ第3弾高知上映は、ファストファッションの裏側を丹念に取材した貴重なドキュメンタリー「ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション真の代償」を上映します。
大量消費、大量生産のファストファッション全盛の今、その影で搾取的な労働を強いられている人たちの存在は、ほとんど知られていません。
紡績工場で働く労働者を中心に3500人を超える死傷者を出したバングラデシュ史上最悪の産業事故「ラナ・プラザビル崩壊事故」。この事故をきっかけに取材を始めた本作品は、一般に知られていない衣料品グローバリズム産業界のいびつなありようを、私たちに教えてくれています。
我々が日常的に着ている衣料品の裏側には、いったいどんなストーリーが隠されているのか、これからのライフスタイルのあり方を考えさせられる示唆に富んだ作品です。ぜひご参加ください。

■日時・会場:
●5月21日(土)①13:00~、②16:00~、③19:00~
喫茶メフィストフェレス2Fシアター 席数:40席
(高知県高知市帯屋町2ー5−23)...

■5月26日(木)19:00~
●高知県立美術館ホール(高知市高須353-2) 席数:約300席
※開場はそれぞれの30分前、上映時間は約90分です。

■入場料(両日とも):当日1500円、前売り予約1300円、
中・高生800円、小学生以下無料

■予約・問合せ:boogieboogie4@gmail.com
前田090-9803-9984
※予約の場合は、お名前、ご連絡先、ご参加人数(大人、
高生、小学生ごと)、何日の何時の回かをご伝達ください
携帯は平日日中はつながらない場合が多いです。休日または夜間にお電話いただくか、留守番電話に録音してください。

■主催:ゴトゴトシネマ

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