■リアル店舗だから提供できる楽しさ

今日はリニューアルしたと聞いたTSUTAYA中万々店に行ってみましたよ。
つい先日ブログに書いたばかり(男にウケる自己啓発と女にウケる自己啓発の違いについて)ですが、帯屋町の金高堂本店がリニューアルしてすっかり綺麗になってからというもの、以前はよく足を運んでいたTSUTAYA中万々店からはすっかり遠のいておったのです。


久しぶりに入ってびっくり!

リニューアル前のお店は入り口入ってすぐの一番いい場所に文芸のベストセラーや文庫が並び、そしてレジ前の島にはハンドメイドアクセサリーコーナーが展開していましたが、本の売り場は奥に引っ込み、ハンドメイドはほとんど姿を消して、お洒落な雑貨の売り場になっていました!


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高知にはLoftが無いけど、Loftかと思いましたよ! 


店内が明るい印象になり雰囲気もよく、居るだけで楽しい空間になっていました。
高知にはLoftもHandsも無いし似たようなお店も無いから、こういうお店ができただけでも新鮮に感じます。イオンより楽しいぜっ!

文具も充実しています。この文具の充実っぷりは丸善(首都圏に展開してる老舗書店チェーン、文具が充実)みたい。 

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スペースが広がったカフェコーナーでは、Subwayのサンドイッチだけでなく、あるぷやSaoriSweetsなど、高知県内の名店のケーキやタルトが食べれます。

今日は夫と一緒にあるぷのタルトを注文し、店内の本を数冊選んで座りました。

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さすがは、あるぷ。安定のハイクオリティで美味しゅうございました。
もう安芸まで行かなくていいし、ヴィレッジなどのイベントに朝から出かけて行列に並ばなくても、これからはTSUTAYAでタルトが食べられるんですね。嬉しいです〜♡


近年リアル書店では本が売れなくなっています。 TSUTAYAの場合は書籍以前にCD・DVDレンタルのビジネスモデルが完全に崩壊してますから、業態を変えなければいつ潰れてもおかしく無い、どうするつもりなんだろうと思っていました。

昨年から【まちなかMarche】と銘打ちハンドメイド作家作品の取り扱いやワークショップも始めていましたが、「迷走してるなぁ。ハンドメイドなんか置いたってどうにもならないだろうに」という感想しかありませんでした。


それがここへ来て大きく業態を変えてきましたね。

崖っぷちまで来たからこその起死回生を図ったリニューアルだと思います。雑貨、文具、カフェが充実しただけでなく、書籍も頑張ってましたよ。
前の記事でゲスな本が多いと書いちゃってごめんなさい。でも、以前は選書にプロの選定が感じられず大衆受けするゲスな本が多いとな思ったのは本当の事です。


万々はファミリー層が多く住む地域なので、絵本と学習参考書が充実し、子供の遊び場と図書館のように勉強ができる机が用意されてます。
料理の本が充実しているので、お母さんたちはつい手に取ってしまうでしょうね。
コミックも品揃えが豊富で、文芸の選書とディスプレイも以前よりぐっとこだわりを感じる棚になってました。

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手書きのポップが力作です。

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週末に家族で訪れて長時間楽しめる空間だと思います。実際店内には乳幼児を連れた家族が目立ちました。

*写真には人が写らないように気をつけて撮っただけです。店内にお客さんはたくさん居ました。


そうです。これからTSUTAYAが売るのは物ではなく空間になったと感じるお店になっていました。すでに東京をはじめとした都市部の蔦屋書店はそうなってきていますが、高知でもついにですね。

何か目的があって買い物に行くのではなく、ただその空間を楽しみに行き、ついでに何か買って(借りて)帰るというスタイルです。
以前注力していたハンドメイドアクセサリーはさほど売れているようにも集客に貢献しているようにも思えませんでしたが、ハンドメイドに代わって置かれていたプチプライスアクセサリーは、可愛いくて値段も安いので女性のお客さんたちが次々と手に取っていましたよ。


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ハンドメイドアクセサリーもまだありましたが、店内の目立たない場所に少しだけになっていましたね。

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ワークショップの企画はまだ存続するようですが、委託販売はいつ無くなってもおかしく無いですね。

しかし、手芸本コーナーの面陳の選書には異議ありです。私なら違う本を並べる。minneってキーワード並べとけばいいってもんじゃないぞ。

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今日は夫婦で6冊ほどカフェで速読して、それぞれ1冊ずつ買って帰りました。


本が大好きな私も、私以上に読書家の夫もすっかり新しくなったTSUTAYA中万々店が気に入ったので、これからは度々空間を楽しみに訪ねると思います。


今リアル書店はどこも苦しいですが、近頃はこのように業態を変える店、専門性を磨く店、ユニークで独創的な提案をするお店も増えてきました。
Amazonという巨人の襲来、電子書籍という未知との遭遇を乗り越え、ここにきてリアル店舗の変化と反撃が少しずつ始まっているのだと思うと嬉しく、応援したい気持ちです。