■椅子取りゲーム

今日の午後はイベントの打ち合わせ〜ついでに関係ないことまでいろいろお喋り、してたらあっという間に時間が経ってて夕方になっていました。時計を見てビックリ!

たまにしか顔を合わせない人って話が弾みますね。

 
今日は打ち合わせ相手と「ブームの終焉」について話しました。
ハンドメイドに限ったことではないですよ、今日の打ち合わせ相手はハンドメイド業界の人ではないので。

ただ、ハンドメイドに限らずブームとはどのように起こって、どのような過程をたどり、どういう末路を辿るのかという話をしていました。


今はハンドメイドブームです。
私が今ハンドメイド業界で何を見聞きして、どういうことに対して危機感を募らせているのかの話をしたら、

「何もハンドメイドに限ったことじゃないですよ。僕もいっぱい色んな事例を見てきたんですけど、ホント音楽でも何でもそうなんですけど、ブームって全部まるっきり同じ道をたどるんですよね。人が集まるんでね。人が集まるとどうしてもそうなるんです。」


そうかもしれないと思う。

ブームとはどういうところで起こるのかと言えば、何ら専門的なスキルが必要なさそうに思えて、誰でも簡単に始められそうに見えて、成功すれば簡単にお金儲けが出来そうに見えるところに、夢を見たい人が集まります。

人が集まるということは、
カモの分母が増えていくんですよね。

そして夢は見えるけど現実は見えないカモを相手に、最早まともではないビジネスが密やかに横行し始めるのです。



「そのハンドメイドで成功しているように見える人たちというのは、長期的に見て成功してるんですか?」

と問われて、

「いや、ブームに関係なく生業としてやってこられたクリエイターの方々は除いて、今ブームに乗っているからこそ勢いがある人たちは、まだこれからどうなるかは…。」


聞かれるまで考えてみたことはありませんでしたが、確かに今勢いがあるからといってこの先も今華やかな人たちが今のポジションで居続けるかどうかは分かりません。
今と同じことをしていては時代遅れになり食べていけなくなっているかもしれませんし、飽きられて人気が失われ、世間からの需要がなくなっているかもしれません。
生き残る者に用意される椅子の数は少ないのでしょう。


私が中学生くらいの頃にバンドブームというものがありました。
あの時代にメジャーデビューして今も活動しているバンドやアーティストは数えるほどしかいませんが、これはブームの渦中にいた著者が青春を振り返って書いた自伝小説です。
当時のブームの熱狂と、ブームが終わるやいなや潮が引くように大人たちが去って行った後の寂寥は、未来を占う上で参考となる一冊です。