■職人さんの技

先日目にして気になったニュースがあります。→アルマーニが毛皮使用を廃止

アルマーニが毛皮使用を廃止

 アルマーニ グループ(ARMANI GROUP)は2016‐17年秋冬コレクションから全ブランドにおいて毛皮の使用を廃止する。米国動物愛護協会(以下、HSUS)および毛皮に反対する国際連盟(以下、FFA)との合意の下の決断だ。


 ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)は「アルマーニ グループが、コレクションにおいて毛皮使用の廃止を確約したことをうれしく思う。長年にわたる技術の進歩によって、私たち人間が動物に対して行ってきた残虐な行為を別の方法に替えることができた。環境や動物を守るという課題のわが社の意向を反映し、大きな一歩を踏み出す」と語った。


 ヨー・ヴィンディング(Joh Vinding)FFA代表は「アルマーニの毛皮使用の停止はデザイナーや消費者が動物虐待に手を貸すことなく、自由な創造とぜいたくをもたらす。アルマーニは何十年もの間、ファッション界における流行の仕掛け人であり、今回の決断はファッションの未来を示している」とコメントした。


 アルマーニグループは以前からラビットファーの使用で非難を受けていた。2009年には動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)のサポーターが台北にある店舗の前で「アルマーニ:ファーには命が奪われている」の文字を入れた棺のオブジェにマネキンを入れて抗議した。
 

 HSUSはアルマーニの決断を受け、今後もファーフリー(毛皮を使用しない)に踏み出すデザイナーが増えることに期待する。なお、他に「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「カルバン クライン(CALVIN KLEIN)」「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」もファーフリーを掲げている。


ふんふん。
毛皮についての議論は私が高校生くらいの頃からあるように思いますね。

毛皮は確かにあたたかいですが、重たいし、極寒の地域でなければ必要がない防寒具だと思います。高知のような温暖な気候の土地ではユニクロのウルトラダウンジャケットで十分。
私も毛皮を取るために罪のない動物をたくさん殺してまでファッションを楽しもうとは思いませんから、毛皮のコートなどは欲しくありません。

でも、毛皮持ってるんですよね。自分で買ったんじゃありません。
母方の祖母からミンクのショールをもらいました。

スーツケースみたいなのに入ってます。

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着物の上に羽織るためのショールだったそうですが、現在90歳の祖母が着物を着て生活していたのは随分昔の話なので、これを購入したのは50年以上前なのではないでしょうか。

古いわりに保存状態が良くて綺麗なんですよね。シミひとつ浮いてないし糸もまだ朽ちてないから綻びもない。昔のものだからどこかのブランドとかの製品ではなくて、名もなき職人さんが手縫いしましたって感じの作りです。


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この刺繍とかも手縫いなんでしょうね。

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飾り部分は取り外し可能。

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小さなポケットもついてます。芸が細かい。

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これぞ真心のハンドメイド!


って感じ。

毛皮を着るのはケシカランという意見もおありでしょうが、こんなにしっかり丁寧に作ってるのに使わないのはもったいないとしか思えない。
母は要らないらしく、「あんた使いなさいよ。もったいないから」と譲ってくれました。

私も着物は好きですがそうしょっちゅう着ない(お茶とかやってるわけじゃないし着る機会がない)し、普通に洋服に合わせても変じゃないかな。

着画↓


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ゴージャスな気分になります。

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もう春なので毛皮の出番はありませんが、昔の人の針仕事のレベルの高さに敬意を表して、冬になったら活用したいと思います。