■自分の現実に向き合ってますか?

さて、今の時期に自営業者の友人とお喋りすると必ず出てくるのが確定申告の話題です。

私も自営業者として開業届を出しているので毎年確定申告してますが、自宅起業した私と違いお店なりアトリエなり工房なりを自宅以外の場所を借りて営業している人は本当にすごいなと思います。
毎月家賃や光熱費の固定費が発生しているのですから、それらの経費を当然払った上で利益出して行かなきゃいけないんですもんね。尊敬します。
 

私は確定申告の季節が嫌いです。
嫌でも自分の成績表(数字)と向き合わなくちゃいけませんから、現実を直視しなければいけません。 
1年間いつ何がどのくらいのお金になったのかがハッキリします。
嫌いと言う時点で自慢にならない成績だと言う事がバレますね。(笑)


私はハンドメイド作家として才能が無かったので、最初は作家として開業届を出したのに作家業を辞めて業務内容を変えてから収支が大きく改善するという皮肉な事態になりました。
収支が改善したのは、材料の仕入れ等をしなくなりお金を使わなくなったからです。作家業を初めてすぐの頃は特にでしたが、投資のつもりで様々な道具や什器を買い入れてしまったり、新しい作品作りを覚えようと高額の講習を受けたり、節約のつもりで安くなっている材料を見つけると必要以上にまとめ買いしていたので出費がかさんでいたのです。
だから折角売上げが多い時でも、そうやって間違った投資や節約に使ってしまうという典型的な利益が出せないダメ作家でした。

沢山売れていた時など自分では稼いでいるつもりでいたのに、フタをあけてみたら全然お金が残ってない。あれ、おかしーなー?(* ̄∇ ̄*)


昨年はハンドメイド作家業を辞めると決めたので消耗品費が激減しました。
あと、作家業を見切って他の仕事(サービス業や事務系のアルバイト)に精を出していたので給与収入(売上げ以外に給与収入も所得として申告しないといけません)や、あと色んな手数料収入等がありました。
要するに元手の要るモノを売らずに自分の時間と労力を売っていたので利益が出ると言う残念な結果になり、私はモノを作って売る商売に向いてないことが確認できました。

材料費がかかって、在庫を持たなければならない商売は難しいですね。自分でやってみたからその難しさや厳しさがよく分かりましたよ。


ハンドメイド作家の皆さんは、ちゃんと確定申告してますか?
私はつい先日ベテランの人気作家さんが最近まで開業届を出していなかった事を知って仰天しました。
主婦とはいえ決して趣味ではなくお仕事として取り組んでらっしゃると思っていたのですが、もしかしたら多くのハンドメイド作家さんは開業届を出さず確定申告もせずに活動してるのかもしれないなと思いました。


だけど、それだと自分の作家活動が一体幾らのお金になっていて、その活動をする為に自分が幾らお金を使っているのか、ちゃんと把握できますか?
作品が売れているつもりで実は収支がトントンだったり赤字だったりしてませんか?


作家活動の為に使ってるお金は材料費と梱包資材費だけじゃないですよね。
イベント出店する時には交通費かかってます。出店料も払ってますよね?打ち合わせをするにもお茶飲んだりご飯食べながらだと接待交際費がかかってますよね?
ネットで販売してるなら通信費がかかってます。
人によっては作品の作り方を教わる講習会やセミナーに行ったり、何かの資格を取ったらそれの登録料や更新料を払わないといけなかったりしてますよね?

ハンドメイド作家業をしていて入ってくるお金と出て行くお金をちゃんと計算して出してみたら、実は赤字だという作家さんは少なくないと思います。
 

私のこのブログも毒舌と言われますが、私はハンドメイド作家さんのブログは毒舌系と言われる言われる方々のブログを読むのが好きです。講師業をされている方でも厳しいことをハッキリ書く人を信用します。

舌鋒が鋭い作家さんは、きちんと作家業を仕事として認められるだけの利益を出している方々です。
そうした方々のブログを読んでいると、私も自分が批判されているように感じる事がよくあります。 ですが的を得ている以上不快には思いません。


毒舌は反感を買います。
私も支持を得る一方で批判されることがありますが、毒舌って何でしょうね?一体何が毒なんですか?


本当に厳しいのは毒舌ではなく自分の現実の方じゃありませんか?



現実を直視せずに幻想を見ようとする心の方がよっぽど毒なのではないでしょうか?



私はそう思います。