■ストーリーに共感して買うってどういうこと?

「ガイアの夜明け」ネタPart2です。

番組の中でGMOペパボ(minneの運営母体)の社長が、「作り手のストーリーに共感して買いたいと言う人がこれから増えてくるだろう。」って言ってましたね〜。

この、「ストーリー」って何なのかな?って思うんですよ。

私は一昨年から去年の前半にかけて、毎日毎日めっちゃminneチェックしてた時期があります。

丁度レジンにはまってアクセサリーとか作ってた時期でして、自分もminneで売ろうと思ってました。

いや、それだけじゃありません。minneで売れ筋の作品アイディアや売り方をパクってやろうと思って見てました…。(* ̄∇ ̄*)


でも、minneで人気の作家さんや、人気商品を追えば追う程ほど「う〜ん…。」と考え込むことに。
だって、だって、だって、ですよ。


私が毎日見てた頃のminneの一番人気の作品これですよ↓ 

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貴和製作所(ハンドメードパーツの素材屋さん)で売ってる月のチャーム星のチャームをピアス金具に付けただけですやん。 

今は¥1,080になってますが、当時は¥650くらいで売ってたように思います。 

それとか、市販のスワロフスキーパーツをチェーンにつけただけのこれ

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どちらも、市販の素材を何のひねりも無くくっつけて、それを安い値段で売る手法。 

それで、人気作品とか…。 

っていうかこれをハンドメイド作品と呼んでいいのかと…。 


そして、あまりの商売のうまさに突き抜けて感心しちゃったのはこれ↓です。 

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この「涙のしずく」という名前をつけられたネックレストップは9×6mmのチェコガラスです。 

貴和製作所で同じチェコガラスの販売価格を調べてみました。 

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30ヶ入りで¥167でした。1ヶあたり¥5,5です。 

この1ヶあたりが¥5,5というのを覚えておいて下さい。 

ネックレスの値段は¥900で、アクセサリーにしちゃ安いですよね。子供でも買えそうな値段です。 

商売がうまいのはこっから↓ 
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1個¥5,5のチェコガラスが、「涙のしずくの替え玉」と名前を変えただけで¥450で売られています。どんだけボロいんでしょうか。 


■ストーリーってポエムのことなのか?

ただの青いスワロフスキーを「ブルーアイス」って名前をつけたり、ただのチェコガラスを「涙のしずく」って呼んだり、人気がある作家さんやお店は、ポエムがお上手だなと思いました。 

 私もそれを真似して、涙型のガラスビーズにチェーンを付けただけのネックレスを「人魚の涙のネックレス」って名前で出品してみたことが一回ありました。 

そして、あまりにも恥ずかしくてすぐに削除してしまいました…。  

私ポエムって無理なんですよ。。。血中乙女濃度が低い女なので。。。。。 


だけど、私と同じことを考える作家さんは沢山いらっしゃったようで、その頃「人魚のうんちゃらかんちゃら…」って作品はやたら多かったですね。  

「みんな安易だなー。やること一緒だなー。」 

なんて、自分のことは棚に上げて思ってましたw  

私はポエマーになれませんでしたが、せっかくなので人魚の流れでお手本↓を紹介します。↓

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伝えたかったI love you.ですよ…。 

そうして一昨年の私は思った訳です。 

「ストーリーを売るって言うのは、てらいなくポエムが書けるってことなのかな。詩人の才能が無いとminneでは売れないのか?」と。 

私が熱心にminneをチェックしていた頃には、そんな詩人作家さんがいっぱい湧いてましたが、あれから随分淘汰が進んだようですね。 

ガイアの夜明けを見てから久しぶりにminneにログインしてみたら、前ほどにはポエムが目につかなくなっていました。 

多分、ポエム調が売れるってことで蔓延し過ぎて、ポエムが個性にならなくなり、飽きられてしまったかな? 


■ストーリーは「想い」のこと 
  
あくまで私の意見ですが、ものづくりをされている作家さん達が売るべきストーリーとは、「ものづくりへの想い」のことなんじゃないかと思うのです。 

ものづくりが好きでたまらないという想い、ものづくりを通して自己を表現したいという欲求、ものづくりの為に何をしてきたのかの歴史がストーリーとなって、その作家さんがつくった「もの」 に宿り、そこにこそ手作りの価値があるのではないかと…。